6 これからもずっと......
引っ越しの荷解きはそろそろ落ち着いたころでしょうか?あの本の続編が、またきちんと本の形になると聞いて、当然のこととは思いつつもやはりうれしく思います。ですが、取材不足からか、僕をモデルにした主人公が、少し僕らしくなくなっていました。寝不足の影響もあるのでしょうか。毎日遅くまで明かりがついているので心配です。頑張り屋さんな君のことだから、食事もろくに摂っていないのじゃないかと思います。いつだって近くにいるのだから、うちに食事に来てくださっても構いません。そのために僕も一緒に引っ越したのですから。新しい住所は封筒の裏に書いてあります。仲の良い友達で居ようとあなたと約束したことを、僕は一生忘れません
拝啓、普段手紙を書かない僕ですが。 うりごえ @f_urigoe
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
わたしはいつか夏に死ぬ/うりごえ
★19 エッセイ・ノンフィクション 完結済 9話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます