ちょっと苗字変えてくる

作者 瓜越古真

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★★★ Excellent!!!

俗に云うところのアラサー女子が、プロポーズされて結婚式を挙げるまでをまとめるエッセイ!

――いやいや、臨場感すごいですね! 著者さんのあがきっぷりと言いますか、あれこれ予感して備えて「よし来い!」って身構えて。それでも驚かされて緊張してドタバタして、いろいろ思ってみたり悩んでみたり。

涙うんぬんみたいなことはなく、実に賑々しくて達観もしてる感じなんですけど(作中、プロポーズは「仮契約みたいなもん」ってくだりがありますが、実にいい表現です)、それってちゃんと恋愛期間経てきた社会人女性だからこそ抱いてしまう必然なんですよねぇ。

そして1月27日更新分ではまだ(仮)な旦那さんのままならなさ! 
結局のところ、男女とはけして理解し合えぬものなのだという真理が垣間見えます。それでも惹かれ合って人生を共にするんですから、結婚とは本当に奇なるものです。
軽妙な筆で結婚の真実を深々と掘り描く本作、女性ばかりでなく男性にも読んでいただきたいと思います。

(愛を讃える(?)4選/文=髙橋 剛)