応援コメント

つくりかけのファンタジーに、意見がほしいです。パート2」への応援コメント


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    灯炉舟や玄風帯など、ワクワクするような設定が「続きを読みたい」という気持ちを喚起させて、とてもいいと思います。

    視覚のみならず、聴覚や肌感覚で『風の質感』を表現すればもっとよくなるのではないでしょうか。空の上を飛びっぱなしということは、何よりも風の強さ、温度、強度、においなどが、作品世界としても小説としても重要なファクターになってくるはずなので。

    地上世界が失われて、舟はどうやって造っているのか、油は? 服や食料の調達は? といったところが少し気になります。

    自分が以前、雑記張に書いたことを抜粋します↓
    「ファンタジーやSFを描く場合、その世界の気候や風土、文化、あるいはテクノロジーやガジェットといった設定だけでは作品に深みを出すことは出来ない。
    その世界がどのような社会構造をし、主人公や登場人物がそうした世界の枠組み、文化的、宗教的、技術的な環境の中でどのように生きているかを表さなくてはならない。そうした前提のもとに、主人公の目的や望み、願いを描くことで、主人公の気持ちや理念に共感させることが出切る。
    主人公に感情移入させるためには、主人公が属する社会や環境に説得力を持たせるほどの丁寧な描写が必要不可欠」

    ……なんか偉そうなことを書いていますが、まあ絵に描いた餅ということで(^_^;)


    追記:↑のことに気付いたのは、『空挺ドラゴンズ』という漫画作品を読んでいたときです。
    ご存知かもしれませんが、まだ未見であれば是非! 絶対に参考になります!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >『風の質感』を表現
    風の表現について、あまり考えていなかったので、少し調べたりしてみると、面白いことが分かりました。
    気流に運ばれている気球は、ゴンドラの上で「無風」で、地上の喧騒から離れて静かだそうです。

    逆に、自らの動力で動いている船は、風にビュンビュン打たれます。

    この世界は、基本は風に流される穏やかな環境で、自分から動けば動くほど、強風を受けなければいけない世界と考えられます。
    物語の進展に合わせて、風の強さ、音を変化させることで、物語のスピード感や盛り上がりを描写できるかもしれません。「風の質感」拘ってみます!

    >油は? 服や食料の調達は?
    「漂油」というアイテムを書き入れたとき、「魔力で浮かぶクジラ」と「捕鯨船」という設定を考えていました。
    燃料や食料源として、「かなりありがちで都合の良い」設定かも、と思いながら、表現の仕方を工夫して、どうにか成り立たせたいです。

    服やまたは資材の調達は、「サルベージ屋」という地上から過去の遺構を引き揚げる、海洋サルベージみたいなものを想定しています。

    食料は、農耕が難しいので、正直頭を悩ませています。

    >主人公が属する社会や環境に説得力

    特殊な世界設定から導いた、社会の仕組み、またそこから導かれる一人一人の考え方。
    たぶん僕らとは、全然違うのだろうとは、ざっくり考えていました。そして今より、もっと深められるだろうと思っています。

    なので、まずは「空挺ドラゴンズ」を読むことから、始めます!

    〈追記〉
    空挺ドラゴンズ、不思議な力で飛んでる龍を捕る、捕龍船なんですね。これは参考になります!

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