火入れ式は楽しい
キャブレターを掃除してスパークプラグを交換、そして古くなったガソリンを始動用の混合ガソリン(五〇対一)と入れ替えます。そうそう、今回はとりあえず始動できるかなのでバッテリーは今まで付いていた物を再度取り付けしました。
さて、当然セルは回らないからキックスターターで始動を試みましょう。キーをオフの状態で数回キックペダルを踏み下ろしてキャブレターへガソリンを送り込みます。
いよいよエンジン始動です。キーをオンにして数回キックペダルを踏み下ろすとエンジンはパスパスと音を立てました。これは初爆がありそうな気配、少し勢いよくきっくべだるを踏み下ろしたらエンジンはあっけなく動き始めました。
エアスクリューやアイドルアジャストスクリュー(で良いのかな?)は分解前と同じ位置で組んだから大丈夫なはず。じゃあ何故アイドル回転数が高いのかと不思議に思っていたら徐々に回転数が落ち着きました。おそらくオートチョークが働いたからでしょう。
ペンペラペンペンと二ストロークエンジンならではの軽快な音を立ててエンジンはアイドリングしています。始動後すぐにマフラーから濃い目の白煙が出てきました。恐らくエンジンオイルがキャブレターに届いたのでしょう。混合ガソリンに分離給油のオイルが合わさって燃えるのですから白煙が多く出るのが当たり前、混合ガソリンが無くなったら普通のガソリンを入れて白煙が出るか点検するとしましょう。
スロットルを軽く開け閉めしてエンジン具合をチェックします。特に変な音は出ていないみたいだし、吹き上がりも上場。恐らくマフラーの詰まりも無いのでしょう。ホンダのスクーターだと何回か詰まっていたことが有ったので心配していました。
というわけで火入れ式は無事に終わりました。不動の原付が実働車になりましたってことでめでたしめでたし。
次回は組み直したキャブレターから燃料やオイルが漏れていないかチェックします。注文していた部品が届くと思うので、バッテリーやエアクリーナーを取り付けしなきゃ。変なネジが付いている部分は正しいネジと交換したい。あ、そうそう。登録書類も手配しないと。
まだまだすることは有りますが今回はここまで。
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