空眺めるならひとりがいい
空眺めるならひとりがいい
誰の頭上にも均しい空に
目には見えない無数の炎
隠されている叡智の灯火
誰の頭上にも均しい空の
下で僕らは息をしている
名前を失くした命の灯火
空眺めるならひとりがいい
誰の頭上にも均しい空が
僕らを等しく照らすなら
僕らを等しく隠すのなら
嗚呼、
それならばいっそのこと
僕もその傘へ入れてくれ
空眺めるならひとりがいい
あの繋がりを絶ってくれ
愛しい誰かを手探るならば
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