転生アイドル少女
邪答院つるる
Prolog
「はぁっ、まだ生きてるんだ。私。
生きる意味なんて無い。早く病気でこの退屈な世界から解き放って欲しいな。」
また、同じ1日が続くのかと、溜息を吐く。起きて、食べて、話して、寝て、それの繰り返し。
私は、16年間1度も外に出た事が無い。雨に触れた事も無ければ、雪も見た事が無い。そんな退屈な人生が一変する出来事がこの4分後に起こった。
退屈でテレビを付けると、何処かのキャスターが何かを言っている。
「えー、では次のニュースです。今週は、LI-LUCK《ライラック》のライブが大盛況でしたねー。それでは、今回特別に映像があるらしいのでどうぞ!!」
3分前――
テレビでは、広いライブ会場が映し出された。ざわざわ騒いでいる。まだ、ライブは始まっていないらしい。
2分前――
舞台が沢山の明かりでライトアップされて、スモークが出てきた。ライブでは、在り来りだな。
どうせ、何時も通りのつまらないアイドルだろう。
1分前――
会場中が歓声を上げる。「きゃぁぁぁぁあっ」
0分前――
始まった。
バンッ
此処からは、彼らに魅入って時間も忘れてしまった。彼らの声、踊り、笑顔全てが魅入ってしまう。
今日は、何時もとは違った。退屈だったのは昨日まで。
それから、彼らがテレビで見るのを調べたり、ネットで見たりなどした。
転生アイドル少女 邪答院つるる @Keitouin
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