XIII; Death
<正位置; 絶対的な公平 変化の時 死>
「やっと見つけたよ、ムルムクス。人の頭の後ろで渦を巻いていれば安全だと思っていた? そうやって安全なところから人を貶めて、苛んで、苦しむところを眺めて、楽しかった? 楽しかったよね? 楽しんでいたよね?」
わたしはナイフをしっかりと握り直して、床の上で蠢くあなたに歩み寄る。
「でもね。この世界に絶対に安全な場所なんてないんだよ。たとえ、あなたが何者であったとしても」
存在している位相が違っても、別の物語で隔てられていても、わたしたちが誰かに読まれている物語に登場しているキャラクターに過ぎないのだとしても、登場人物の振るったナイフの切っ先が物語の枠を越え、ディスプレイさえも飛び越えて、その向こう側に突き刺さるということはあり得るのだ。あなたがわたしの頭のうしろで渦巻く暗い穴から物語を覗き見ている以上は、穴を通じてこちらとそちらは繋がってしまっているのだから、その穴を突き抜けて、わたしの刃があなたに届くということだって、ときにはあるのだ。
物語は稀に、あなたに対しても牙を剥く。
不意に突き刺される覚悟もなしに、軽率に人の物語を覗くべきではない。
床の上でのたうつあなたは、ナイフをねじ込まれた傷口から気持ちの悪いドロドロとした黒い汁を流しながら、たぶん苦しんでいる。その様はとても無様で惨めで、わたしたちはこんなにも矮小でくだらない惨めななにかに踊らされて、死んだり生き返らせたり殺されたり殺したりと上へ下へのお祭り騒ぎをしていたのかと思うと、たまらなく虚しい気持ちになる。
「めっっっっっっっっっっっちゃすき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もう救いようがないくらいにぐちゃぐちゃになってくれ。イヤーーーーめっちゃ面白いやんムムル……ムルムクス!!!!」と、唐突にわたしの背後で嶋中優子が叫ぶ。いや、嶋中優子の口を借りて、あなたが叫んでいる。
「異常事態が引き起こす死も怖いけどそれによって、よく知った人が変容して行ってしまうというのが同じくらい怖いよな」「登場人物のたらればの後悔とか、リヒトくんの異常さとかむっちゃんの焦燥感とかすごく胸をざわざわさせてきて続きが待ち遠しい……、どうなるの……? そしてこのまま何かが続いて夏休み明けまで悪夢は続くんだろうか……?」「全く救いがないようなオチにはならないと信じているんだけど、これどこをどうひねったら救いが出てくるんだよ」「一見救いに見えない救済が待ち受けていても不思議ではない。最終的にどこに着地するのか楽しみです」「平穏な日常が少しづつ非日常へと滑り落ちていき、ついにムルムクスという名の非現実が登場したわけですが、果たしてこの話はどこに落ちるのか」
わたしの背後で、嶋中優子が目まぐるしく口調を変えながら次々と好き勝手なことを言い放つ。飽くまで傍観者の気楽さで、人の苦悩や不幸を楽しんでいるあなたの声を、嶋中優子が伝えてくる。あなたの世界とわたしの世界が、黒く渦巻く穴を通じて繋がって、あなたの声が、言葉が、わたしに届く。
「非常に面白いです。凄惨な描写がありますが、それよりも生まれつつある怪異のほうが怖い」「いまこれ猛烈におもしろこわい」「ムルムクスが好みの展開になってきた……むくむく……」「もっともっと悲惨な展開になってもっとつらくなって悲しくなってどうしようもなくなって阿鼻叫喚の凄惨な地獄を見せて、最後にほんの一筋(0.5ミリくらい)の光を見せそうな気がしてる」「疑心暗鬼で育つ怪物ムルムクスには、なんかなんらかのすごい光のなにかをぶつけるしかないと思う。つまり奴をどうにかするにはキン肉マン」
あなたはわたしたちの不幸を、とても面白がっている。わたしは応援していてほしいと言ったのに、最初にそう言ったはずなのに、あなたはただ、わたしたちの不幸を覗き見ては面白がって冷やかし茶化すばかりで、すこしもわたしたちの心を慮ってくれはしない。これっぽっちも、わたしたちの痛みに寄り添おうとはしない。
「仕方がないじゃない。これはただのフィクションで、わたしたちは物語の登場人物に過ぎなくて、本当に実在しているわけじゃないんだから」と、急に嶋中優子が自分自身の声で言う。
「まだそんなこと言ってるんだ」
わたしは背後で喋っている嶋中優子は無視して、無様に床に転がっているあなたの脇に屈み込む。近くで見るとあなたは本当に醜く惨めで、哀れなほどに無力で、仰向けになって力なく足を泳がせている。死にかけのゴキブリにそっくりだ。
「あなたはまだ自分を現実の存在だと思っている。自分自身を確かな実在だと信じている。でも、人間は共通の現実じゃなくて、それぞれに個別の物語の生きているんだよ。何度も言ったでしょ?」
物語の筋書きは時にあなたのことも舞台の真ん中に乗せる。いつか、あなたもなにかを選び、なにかを決断し、行動しなければならない時がくる。そのとき、物語はあなたの頭のうしろから、あなたに囁きかけるかもしれない。
こうなったら面白いのに、こうなったら楽しいのに。あるいは、こうすれば綺麗にまとまるのに。こうすれば、物語として美しく収まるのにと。
物語は人を強くするし、ときには残酷にしたりもする。不意に廻ってきた、ここぞという場面で、物語てきにドラマチックなシーンにおいて、あなたは傍から見た物語てきな美しさや面白さや痛快さを意識してしまう。
それは本当にあなたの意志なのか。それともあなたの頭のうしろの黒い渦が囁きかけているのか。それを区別することは難しい。
あなたとわたしを隔てる壁は、あなたが思っているほど確かなものではなく、わたしたちが虚構の物語の登場人物に過ぎないのと同じように、あなたもまた、あなたの物語の登場人物に過ぎない。
あなたの頭のうしろでも、ムルムクスは渦を巻いているかもしれない。
「あなたは、わたしたちが物語の登場人物に過ぎないから慮ることができないの? それじゃあ、あなたは実在の人物に対しては、ちゃんとその心を慮り、痛みに寄り添うことができている? 本当にそう? 実在も虚構も、あらゆる物事を物語に作り替えて、人を物語の登場人物にしてしまって、コンテンツとして、おもしろおかしく消費しているんじゃないの? 自分自身さえも物語の登場人物にしてしまって、物語を意識して、過度にヒロイックに振る舞ってみたり、悲劇のヒロインぶってみたりしているんじゃないの? あなたは、本当になにかの物語の登場人物ではないと、確信を持って言い切れる?」
物語は、あなたが正しさを選ぶのではなく、極端な選択に走ることを期待している。ありきたりな正義ではなく、横紙破りでアクロバティックな解決を見せることを楽しみにしている。物語はあなたのあらゆる行為を正当化しうる。理屈をつけて、理路を通して、あなたを物語の主人公にしてしまう。けれど、理屈も理路も、所詮はその程度のものに過ぎないのだ。
「一番最悪で行くと、リオンの殺害は、リヒトが犯人だった場合」「リヒトの後ろの黒いもやもやが藤崎の言っていたムルムクスと一緒とは限らないよな?」「リヒトがめっちゃ自演もまじえて書き込みしてそう」「もう何を見てもリヒトが仕組んでいるとしか思えない」「犯人当てに何の意味もないと思いつつ、なぜかリオンを殺ったのはリヒトなのではと云う気がする。何の根拠もないけれど。今回、藤崎くんや遠藤くんなど、何らかの加害者の後頭部にムルムクスが表れている。つまり、リヒトも?」
あれほど関係のない物事を勝手に関連づけて考えるべきではないと言ったのに、推理は状況をよりややこしくすることはあっても、決して事態を解きほぐしたりはしないと、わたしは何度も何度も繰り返し警告したのに、あなたは性懲りもなく詮無い名推理を続けている。
もういいかなって思う。
どれだけ耳を傾けてみたところで、そこに聞くべき意味のある情報なんてありはしないのだ。早いところ、あなたを殺してこの物語を終わらせてしまおうと、わたしは考えている。
「わたしを殺しても無駄なことよ」と、また嶋中優子の口を借りて、あなたが言う。
「むっちゃんが引きずり出したコレは、結局のところはわたしの影、わたしの一部に過ぎないのだもの。だいたい、すべての元凶がわたしだと思っているのなら、それは的外れだし買い被りよ。わたしはただ、物語の気配に誘われて覗き見にきていただけ。別に、わたしが佐々木葉子や園田友加里を殺したわけじゃない」
最初に物語を動かしたのはあなたたち。あなたたちの相互不信、憎悪や猜疑心や他者への支配欲。そういった邪悪なものが物語を生み出し、わたしを引き寄せたのよ。物語を求めるのは人の根源的な欲望だから、わたしを殺したところで、ムルムクスはこれからもいくらでも生まれ続けるのよと、あなたは嘯く。
「それがなんだって言うのよ」と、わたしはあなたに言う。
「わたしは別に、わたしたちの心にそういう邪さが存在しなかったなんて思っていないし、あなたを引き寄せたのは未熟で愚かなわたしたち自身の相互不信や猜疑心が動かしてしまった物語なんだってことも否定しない。あなたの言う通り、あなたを殺したところで、あなたみたいなものがまたどこかで生まれ続けるっていうのも、そうなんだろう。きっと、なにひとつ物事は解決しないし、なにも変わらないんだと思う。だって、これは人間という存在の限界に起因する問題なんだから」
こうすればすべてが一度に解決する、なんていうわかりやすい手段なんかない。
わたしがあなたに語り掛けると、わたしの背後で嶋中優子が答える。
「その通りよ。わたしを殺したところで、わたしのようなものはいくらでも、際限なく生まれ続けてあなたたち物語の登場人物を苛み続ける。あなたたちが苦しむさまを見て歓ぶ。それは終わらない。あなたたちが賢くならない限り」
ことがここまで至っても、あなたの声にはまだ、余裕と嘲りが混じっている。物語のこっち側に引きずり出されて床に引き倒されてもなお、まだ自分がディスプレイの向こう側で、安全で安心な隔離されたところから、わたしを覗き見ているつもりでいる。
あなたはまだ、自分が当事者になってしまったことを自覚していない。
「言ったでしょう? これはただのわたしの影。わたしそのものじゃない。むっちゃんがどれだけ頑張ってみても、本気を出してみても、世界の壁は越えられない。物語の向こう側に、むっちゃんの本当の刃は届かない。それは原理的に不可能で、つまり絶対に無理なことなの。分かっているんでしょう?」
「そうだね。ここにいるあなたは、物語の中に引きずり込まれたあなたのほんの一部分に過ぎない。あなたを殺したところで、ディスプレイの向こう側で覗き見ているあなたの本体は痛くもなければ痒くもないんだろうね」
でもさ。と、わたしはあなたの目をしっかりと見て、言う。
「本当に痛くも痒くもないのかな? ちょっとぐらいは痛いのかもしれないよね?」
あなたは答えない。バタバタと空を切っていた足の動きが、止まる。
「こちら側に引き込まれた、このあなたは、殺せるんだよね?」
わたしは内心、ほくそ笑む。あなたは焦っている。自分は絶対に安全だと思って、安全なところから安心して人が苦しむところを眺めて歓んでいたあなたは、突然こちら側に引きずり出されて、床に転がされて、抵抗する手段もなく焦っている。
「ここでわたしがあなたを殺したところで、穴の向こう側から物語を覗き見ているあなたの本体は死なないし、世界に物語がある限り、あなたみたいなのが次から次へとやってきてはわたしたちを覗き込むんだろう。そういう邪悪なものと、わたしたちはこれからもずっと戦い続けていかないといけない。状況に酔わず、物語に抗い、強く自分を支配していないといけない。それは分かるよ。でも、それはそれとして、いまここでひっくり返って蠢いている、このあなたを殺すことはできるんだよね?」
これはわたしの物語なのだ。わたしの物語に引きずり込まれ、組み込まれてしまったあなたには、この物語の登場人物ですらないあなたには、あらがう術がない。
「そんなことをしても無駄だって言っているじゃない。わたしはあなピギャッ!!!!」
あなたに最後まで喋らせずに、わたしはあなたの身体にナイフを振り下ろす。背後で嶋中優子が悲鳴をあげる。
「わたしは別に、この世のすべての邪悪を払いたいなんて考えているわけじゃないし、人間の心の闇? とかに巣食う、あなたたちのような下世話なものすべてを憎んでいるわけでもないんだ。人間、誰だってそういう下品な出歯亀根性は持っているし、わたしにだって、少なからずそういう部分はある。でも、そうは言っても、自分のことは棚に上げてでも、まさにわたしたちが苦しむのを見て楽しんでいた、あなたのことはムカつくし、たとえこれがあなたの一部とか、ほんの影に過ぎないとしてもブチ殺してやりたいし、ひょっとしたら、あなたの一部を殺してやれば、あなたの本体だってちょっとくらいは痛かったりするかもしれないじゃない?」
わたしは何度も何度も、繰り返しあなたにナイフを振り下ろす。
ただ淡々と、その作業を繰り返す。
「無駄だって言っているでしょ!! わたピギャッ!!! わたしを殺しても……根本的な解決には!! ならな!!! い!!!! 痛いっ!!! わた……しはギャッ!! お前!!! お前ピギャッ!!!!!」
「物語を終わらせるのに、根本的な解決なんて必要ないんだよ」と、ナイフを振り下ろす手は止めずに、わたしは言う。
「とりあえずさ。ここであなたをブチ殺せば、わたしがちょっとスカッとするし、それであなたの本体もちょっとぐらいは痛がってくれたら、せいせいするじゃない。でね、物語の終わりっていうのは、そういう、ちょっとスカッとするとか、せいせいするみたいなことで十分なんだよ。すべての問題をぜんぶまとめてまるっと解決してみせる必要なんかないの。ただ、ちゃんと区切りになるような、象徴的な死があればそれでいいの。わたしはあなたを殺してこの物語に決着をつけて、また明日からもタフでハードな中学二年生てき現実を生きていく。物語の終わりっていうのは、そういうありきたりな感じでいいの。ね? 充分でしょう?」
少なくとも、わたしが物語っているこれは、そういう物語なのだ。
「そんな……!! ッギャ!!! 滅茶苦茶な話があってピギュッ!!! ……いいわけが……!! ンギッ!! な……っ!!!!」
「横紙破りのあり得ない結末を期待してたんでしょう? あなたの望み通り、あなたが予想もしなかったようなかたちで物語が終わるんだよ。あれこれと推理っていうか、邪推をしていたみたいだけどさ。まさか、最後に自分が殺されることになるなんて、思いもしなかったでしょう? やったじゃん。大どんでん返し! だから、歓びなよ。わたしの頭の後ろでやってたみたいに、クルクル回って歓んで見せなよ」
わたしがあなたにナイフを突き立てるたびに、それに合わせて悲鳴をあげていた嶋中優子も、やがてなにも言わなくなる。力なく足を振り回していたあなたの動きも、完全に止まる。死んだ。わたしたちみんなを貶めて、苛んで、苦しむさまを覗いて楽しんでいたあなたは、ムルムクス死んだのだ。わたしが殺した。この手で、明確な殺意を持って。
これでたぶん、この物語は本当に終わる。
立ち上がって振り返ると、嶋中優子は床に倒れている。近付いて「嶋中さん?」と、声を掛けると、呻きながらうっすらと目を開く。嶋中優子は、まだ生きている。
気を失って床に伸びているリヒトと槍男の息も、鼻の下に指を当てて確認してみる。ふたりとも呼吸している。生きている。誰も死んでいない。わたしが殺したあなたの以外には。
嶋中優子が立ち上がって「終わったの……?」と訊いてくるから、わたしは「うん。たぶん終わったよ」と、返事をする。嶋中優子はただの嶋中優子に戻っていて、ただの嶋中優子の言葉で喋るから、わたしはそのことにとても安心する。こうして見ると、嶋中優子も意外と悪くないものだなと思う。
不意に正面玄関のほうから「は? なんだこれ!?」という声が聞こえて、ガラスをぶち破って鼻先を下足室に突っ込んでエンジンが掛かったままのステップワゴンの脇から、ようやく駆けつけた警備員が顔を出す。懐中電灯をこちらに向けて「君たちこんなところでなにをしてる!?」と、声を掛けてくる。遅いよって思うけれど、その警備員の現実的な存在感も頼もしく思えてくる。
意味の分からない物語が終わって、明瞭な理路と因果と質量のある面倒な現実が返ってくる。
きっと、この警備員とか、警察とかが、このまるで意味の分からない出来事も現実的に解釈をして、筋道をつけてくれるのだろう。あとは全部、そういう大人の人たちに任せてしまいたいと思う。わたしはとても疲れていて、いまはただ、家に帰って自分の布団で眠りたい。
「じゃあ帰ろうか、嶋中さん」と、わたしが言うと、嶋中優子はゆるく微笑んで「……うん」と答えるから、ああ、やっぱ笑っていればそんなに悪くもないんだよなと、わたしは思う。
結局その後、すんなりと家に帰してもらえるわけもなく、槍男とリヒトはすぐに救急車で病院に運ばれて、事情を説明できるのがわたしと嶋中優子しかいないし、その説明にしたって起こった出来事をそのまま話してみてもすぐに納得してもらえるようなものでもなく、でも最終的には「頭のおかしい異常者がステップワゴンでいきなり学校に突っ込んできて、そのとき、たまたま夜の学校に忍び込んでいたわたしたちが居合わせてしまって襲われた」という訳の分からないストーリーで納得してくれたらしい。
まったく意味は分からないけれど、それ以外には解釈のしようもないのだから仕方がないだろう。現実とはわりと、そういうものなのだ。
警察の人たちが納得してわたしと嶋中優子を解放してくれたのはもう夜明けも近い時間のことで、迎えにきてくれたお母さんの車で家に戻って、わたしはベッドに倒れ込んで気絶するようにズボンッ! と深く眠りに落ちる。
そして、物語の終わりと新たな物語の始まりを告げる黙示録のラッパのように、午前五時半にミサイルアラートが鳴る。
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