海へゆく、あなたに胸を射ぬかれて追いかけたいと思ってしまった

明るく友達も多いのに、捨てられた子犬のような顔を見せる紗。
部員一人きりの紗に同情するかたちで、一二三は短歌部に入る。
歌を詠みながら、二人の距離は少しずつ近づいていく。

第一話ラストで一二三が詠んだ歌に心を掴まれ、連載を追い続けました。
作中では、二人の女子高生が、短歌を詠みます。
ちょっと夢見がちな感じの紗と、クールで大人びた一二三。
性格の違いがそれぞれ歌に出ているのがすごい。

最後の一二三の真摯な返事が良かったです。
完結お疲れさまでした。