《7》



 

 

 つぎのひ、


 シビィは ねむるようにして いきを ひきとりました。








 そのびんせんのなかには、



 てづくりの きれいな そらいろの 『てんごくへ』 とかかれたきっぷと、



 『たくさん きれいなもの みてね』とかかれた てがみが はいっていました。





 そのてがみに あめだまのような なみだが


 いくつも いくつも おちていきます。



 


 


 メリィのたびは まだまだ つづいていきます。



 いつか おかあさんと おなじ きれいなけしきを みるために。

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