《3》
メリィは まだまだ みたことのない けしきが あることに おどろいて
こころが とびはねねるように よろこびます。
「それはどこ? どこにあるの? どれくらいかかる? どんなとこ?」
「・・・とっても とおいところにあって とっても きれいなところ ・・・でもね よくきいてね?」
シビィは とつぜん しんけんな かおで いいました。
メリィは そんな おかあさんのかおは みたことが なかったので また おどろいて しまいます。
「・・・なに? おかあさん」
「そこへは おかあさん ひとりで いかなきゃ いけないの」
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