君の娘に殺されたい
@kot000
第1話 些細なきっかけ
「あなたの娘に殺されたい」
「私ね、不倫の小説が好きなの」40代の男性とネット上で通話をしていた。彼とはいろんな性癖の話をしては盛り上がり、新しい性癖を知り、そしてセフレと楽しむオカズにしていた。20代半の私のほうが経験人数は豊富だけど凡人のようなセックスしか体験したことがなく、彼との通話は心地のいいひと時であった。誰しも好きなものの話は快楽であり、心地の良いものだ。私の手に入りそうなものはすべて手に入った。高級コスメ、高学歴な男、タワマンに住む男、現役男子大学生、気に入った男とセックスをすることが一番楽しい。そして、彼氏もいる。
けど、まだ手に入れてないものはすぐまわりにあって、手に入れてはならないもの、触れてはならないもの、妻子がいる男性はまだ私の手に入れたことのなかったものだった。人の物ほど欲しくなる。そうでしょ?
セックス依存症になったきっかけは、研修医とのデートからホテルに入った時だった。まだ、彼氏と付き合って4年たった時、魔が差した。この人の肉棒はどうなんだろ、入れてみたいという欲求。止まらなくなるほど好奇心にあふれていた。研修医の男性は私に腫れあがった肉棒を突然、LINEで送ってきたとき、とてもゾクゾクした。こんなにも大きな肉棒を見たことがないと。そして、彼の肉棒をたたえた。もしかしたら、その時から始まっていたのかもしれない。
君の娘に殺されたい @kot000
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