タイトルの通りチートが出てくる、この物語なのですが、特筆すべき点は戦闘シーンが極端に少ない(ない)ことだと思います。かといってつまらないと言われると、また違った方向性での物語を展開していくので非常に読んでいて楽しめた作品でした。
タイトルにチートという単語はありますが、そもそも自分のチートが何なのか解らなくて探っていくのが一つのテーマになっています。なのでチート能力で序盤から俺TUEEE!という展開では全くありません。しかしそんな恵まれない環境で必死に努力してヒロインを助ける展開は、手に汗握る事請け合いです。1話ごとが適度な短さで読みやすい上に、転生者1人につき必ず付く「パートナー」と呼ばれる存在を巡る謎などもあり、昨今の安易なチーレム作品に飽きた骨太な作品を読んでみたいという方にオススメです。
一気に読み進めちゃいました。異世界テンプレを覆す、それでいて異世界モノになかった物語の展開がここにあると思います。
異世界チート『軟』な世界を超現実的『硬』に描く作者の着想が斬新です。 その分のギャップでしょう?キャラクターが明るく個性的で笑える『軟』な場面も多いので、『硬派』と『軟派』2つの絶妙なバランスを考えて読みやすく作られた面白い作品です。
異世界転生チートハーレムものですが、世界が非常にしっかりと作り込まれており好印象です! 異世界に対して転生者の人口が当然のように多くなっているのですが、それによる文化経済構成や技術がかなり考えられており、利にかなっています。 ローファンタジーの世界ながらハイファンタジーのような作り込みと、読み安く作られているので気兼ねなく読み進めることが出来ました。 気になる伏線もあり今後に期待の作品です! 万人受けの作品の為、何方にでもオススメ出来ます!