外出用執筆環境を整えよう――執筆用にChromebookを買おうとしたら、知らなきゃ損する地雷があった件
最近、ずっと家の中でカタカタ執筆するのもアレなんで外で書こうとしてみたんです。
元々、外用の執筆環境は一応整えていて(Androidの8インチタブレットとBluetoothキーボード)、久しぶりにそれ持って出かけて喫茶店とかでやってみたわけです。
で、本格的にそうやってみたら「こりゃあかん…」ってな問題点が色々と浮かび上がってきて…
まず最初に、
①8インチタブでは画面が小さすぎること。
今の執筆環境は色々と試行錯誤した結果、家で使ってるWindows機でもテキストエディターでやってるんですが、Androidで作動するテキストエディターはやっぱりそこまで多機能なのもなく、文字の大きさも変えられず見辛い。
②買ったBluetoothキーボードが英字配列に近い省スペース形でエンターキーが小さかったこと。
一般的な日本語配列のキーボードではエンターキーが縦に2列分の大きさがあるはずだけど、英字キーボードと省スペースモデルのキーボードの一部には1列分の大きさしかないものが存在していて、自分のブラインドタッチの癖ではその感覚に慣れなくてかなり使い辛かった。
これは実際に使ってみないと分からなかった。
キーボード選びのミス。
③毎回のセッティングが地味にめんどい
タブレット取り出して電源入れて、カバーを折り畳んで背もたれ作って。キーボードを取り出して電源入れて――
っていう作業と、逆に片付ける作業が続くと地味に面倒。
④キーボードをそのまま鞄に放り込んでたら壊れた
キーボードを雑に鞄に放り込んでたら『?』のボタンのバネがおかしくなって押し込まれたままになってしまった。
これだとキーボードにもケースがないと持ち運べないし。そうすると③の作業が1つ増える。
⑤画面の角度調整等、微調整が出来ない
書く場所のイスとテーブルの高さや距離に合わせて画面の角度調整をしたいが、タブレットではそれが難しかった。
⑥タブレットの性能不足
使ってたタブレットはかなりの激安品で立ち上げとかも遅いしモッサリしていた。
⑦家のメイン機とのデータのやり取りが面倒
家にあるデータをコピーしてクラウドに上げて、外で作業したデータをまた家のメインデータにアップグレードするのが面倒だった。
⑧Android用のテキストエディターでは性能不足で不満
Windows用テキストエディターが充実しているので、ここは差を感じてしまう。
という感じに色々と不満点が浮かび上がってきて、これをどうにか出来ないものか?と色々と調べていった結果。
『WindowsかMacのそこそこ能力が高い小型ノートを買うしかない』
という結論になったのだけれど、「いや、そんな金どこにあんねん…」という問題があって色々と調べ続けていたら『Chromebookは爆速で低価格』という情報が見つかって、「Chromebookええやん!」ということになった。
ChromebookとはGoogleが作ったOS、ChromeOSを搭載したPCでWindowsともMacとも違うモノ。
同じくGoogleが作ったモバイル端末用OS、Androidとは少し互換性があるものの基本的には別物。
今現在、多くの人が使っているブラウザのChromeをOS化してクラウド上で色々と動かした結果、セキュリティ面などで色々と強くなって爆速化したとかなんとか。
で、最初は「適当に2年3年落ちの旧モデルを安く買っておけばいいかな?」という感じで調べていたのだけど、色々と調べていくとWindowsとはまったく違う事情が見えてきたのだ。
そしてやっとタイトルの話になるのだが。
(2020年2月現在)どうやらChromebookのChromeOSにはOSの自動更新期間というモノが定められていて、それは市販されているChromebookそれぞれにGoogleが独自に期間を設定していて、メーカー側でもユーザー側でも期間の延長は出来ない。
OSが更新されないと問題点が改善されないしセキュリティ面で大きなリスクを抱えることになるし。
要するに自動更新期間とはGoogleが保証するサポート期間で、それがそのChromebookの寿命ということになるのだ。
つまり、Chromebookの型落ち機に関してはWindowsやMacの比ではないぐらい価値がない。中古品に関してもスペック以上に実質的な価値は低いはず。
しかし日本ではまだユーザーが少ないのもあってこのあたりの情報が出回っていないのか、旧モデルの価格があまり落ちていないのだ。
酷いものでは既に自動更新期間が終わっているのにAmazon等で普通に売られていたりするのもあるので、適当に買ってしまうと普通にまったく使えないモノを掴まされる可能性がある。
なのでChromebookを買う時にはGoogleで『ChromeOSの自動更新ポリシー』について調べ、買いたいChromebookの型番と照合して決めないととんでもない大損するよ!という話でした。
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