応援コメント

★別のエールを飲んでみよう」への応援コメント


  • 編集済

    現代のエールは、「上面発酵」と言う点のみで区別されているもののため、中世あるいはファンタジー小説で登場するものと同様とは考えるべきではないと考えます。
    エール自体はローマ帝国時代からありましたが、当時のものは、刻一様ご紹介のとおり、麦芽を常温発酵させただけのもので、アルコールと麦の味以外には発酵ミスによるものと雑菌の繁殖による雑味と腐敗臭しかありませんでした。
    つまり、苦味のない、気の抜けた、ちょっと臭い、結構すっぱい、ビールモドキ?
    のようなものでした。
    その後中世後期以後、エールに様々なものを加えて味や香りを調整することが流行し、ホワイトベリーやブラックカラントなどのフルーツを加えたもの、ミントなどハーブを加えたもの、調合した薬品(没薬)を加えたもの…様々な試みののち、ホップで苦味を加えるものに落ち着いたと言うわけです。
    現代ではビール(エール)と言ってホップが入っていないものなど誰も想像もしないかと思いますが、そんなわけでホップ入りビールの歴史はそれほど古くありません。
    当時の本物のエールは…多分誰も美味しいとは…言ってくれないんじゃないかな〜

    冒険者達は、ほかに安くて酔える酒がないために、アレ呑んで大喜びしている…のだと想像します。

    作者からの返信

    追加情報ありがとうございます。
    そのあたりの話も、作品内に活かしたいです。

    ファンタジーの世界の中では……まぁあまりリアルにマズいエールを飲ませるのもかわいそうなので、多少はちゃんと飲めるモノという設定にはしたいですね(´・ω・`)