1-2早朝のランニングとマスニア情勢

 授業は夜が明けると同時に始められた。

 学校は都市の門から直線距離で三キロメートル程東に離れた湖畔の森を切り開かれて建てられていた。

 学舎や寮は石で造られていたが、その他の倉庫や道具のほとんどは木造だった。一周一キロメートルの大きなグラウンドの周囲には、森に囲まれた城壁が建っている。いざというときの避難場所として、開校から一〇年後に建てられたものだった。学生寮は、城壁に隣接する形で建設されており、学生が普段見張りをしている。

 そんな学生たちの朝は、グラウンドのランニングから始まる。それは、どの学年も共同で行われた。入学当初は三周、それから一年経つごとに一周追加が義務付けられていた。走る距離は最低限のものであり、追加することは各個人の自由であった。

 ラティーナは後ろで簡素に縛った髪を揺らしながら、いつも追加で一周走っていた。先輩たちと一緒になって走るこの時間は、やる気を刺激された。いつものランニングを済ませた者から朝食にありつける為、周回数の多い年上は自然と走る速度が速くなる。ラティーナも同学年の中では速いほうだが、なかなか追いつけない。

 ふと、見慣れた後ろ姿を見かける。やたらとゆっくり走っているが、疲れた様子が尋常でない。二月の寒い中、その少年は一人もうもうと湯気を立てていた。

「随分と、ゆっくり、走っているのね」

 ラティーナはその少年に並ぶと、走りながら声を掛ける。

「ぜぇ、やぁ、ラティー……ぜぇ、良い、朝だ……ね」

 声を掛けられたレスティヌは、息も絶え絶えといった感じで返答をする。どこにも良い朝の要素が感じられない。

「今日は何周?」

「一〇周過ぎたあたりで……数えて……ない」

「また先輩をペースメーカーにしていたの?」

 レスティヌは頷くだけで意思表示をした。

「毎朝夜が明ける前から走って、授業前にばててどうするのよ?」

「た……いりょく」

「はいはい。体力作りは大切って言うんでしょう? 何回も聞いているわよ。でも、既に何周も走った後で先輩と競争とか、少しは身の程を知ったら? 私は後一周だけど、レスティヌは?」

「この周で、終わるよ」

 ラティーナは呆れながらも一部感心していた。自分が最後の周回になるまで、一度たりともレスティヌの姿を見ていない。つまり、ここまでペースが落ちるまでラティーナと同じペースで走っていたのだ。誰よりも早く起き、誰よりも練習し、誰よりも本を読む。彼の訓練の仕方は時々病的にも思える。

 昨日だってそうだ。折角の休みだというのに、わざわざ自分より格上に声を掛けて決闘を行うのだ。目的はお金を稼ぐことではなく、純粋に強い人間と闘いたかったからなのだろう。その証拠に稼いだ金は惜しげもなく使い、プレゼントをしたからと言って、別段ラティーナを口説くこともしなかった。


 走り終わると、レスティヌは井戸に直行した。勢いよく水を飲むと、その場でへたり込む。

「朝のランニングでばててどうするのよ?」

 後からラティーヌが井戸を訪れる。彼女も水を汲み、飲み干した。レスティヌは彼女の白く細い足を見上げる形となった。基本的な運動着として、2枚の白布を重ね、肩と脇を縫ったものを腰紐で縛っているだけである。更に運動用として、裾も短めであるため見上げると彼女の太ももが目に入る。運動後で体温が上がり、僅かに紅色を帯びているのが艶めかしかった。レスティヌは見続けたい気持ちに駆られたが、これ以上見ると立ち上がれなくなる気がして、思わず目を逸らしてしまった。

「限界まで走らないと、限界より強くはなれない。そして私は誰よりも成長している。五周を走った後でなお私は最上級生に三周はついていけた。去年では考えられない成長だ」

 照れをごまかすように少し早口になりながらレスティヌは答える。ラティーヌは呆れた様子を隠しもせずに言った。

「陸上の選手にでもなるつもり?」

「まさか。鍛えているのは、行軍後でもはっきりと指示を出し、走りながらでも的確に魔法が使うためのものだ。皆は少し疲れただけで魔法が乱れすぎる」

 それにはラティーナも心当たりがあった。そもそも強力な魔法を使用するには強い集中力が必要だ。昨日の決闘のように動き回りながら自由に魔法を使えるのは、同学年ではレスティヌだけだ。元々魔力が低いレスティヌだったが、模擬戦で圧倒的な勝率を誇っている。その理由は、動き回りながら的確に戦略を立てる闘い方に周囲がついてこれないからだ。そして、立てた戦略を実行する為に疲れない体力が必要不可欠であった。

「それに、明日にでも戦争に駆り出されるかもわからないしね」

「二〇歳までまだ五年以上あるわよ」

 マスニア市民として、二〇歳以上の男性には兵役義務がある。基本的に傭兵を雇わないマスニアにとって、市民の兵役は生命線であり、選挙への参加と従軍はマスニア市民にとって欠かせない条件であった。早いうちから戦争を経験させようと、父親が息子を二〇歳になる前に従軍させることもあったが、国から命令されることはまずなかった。

「確かに今まで子供が戦争に参加させられることはなかった。だが、これからはわからない。マスニアの歴史は三〇〇年以上あるが、ここまで負け続けた経験はないのだから」

 ラティーナは確かに、と不安そうに頷く。

「同盟国の兵も含めれば、マスニア諸国の死者は五万を超えている。マスニア諸国全てが協力しなければ勝てない相手であることは明白だ。しかし、市民にも生活がある。全ての市民を動員してしまえば、食べ物を得ることもできない。となれば、戦力となり、いなくなっても市民の生活に影響の出ない我々が呼ばれる可能性は十分にあるのだ」

「本当にあると思う?」

「それはわからない。今年の執政官のとる作戦次第ではあるが、今年の編成は既に完了している。しばらくは出番がないのは確かだが、今回大敗を喫してしまえば可能性は十分にある。なにせ敵は強い。真正面からぶつかれば全滅だってあり得るのだ」

「それって、勝つ見込みがないように聞こえるんだけど?」

「会戦に勝てないことと、戦争そのものに勝てないことはまた別だ。クワドゥリ・アウレリウスという男は、無類の強さを誇るのであろう。しかし、彼の軍は完璧とは言えない」

「面白そうな話をしているな」

 二人の会話に突然割り込んできたのは、背の高い初老の男性であった。――デキウス・ロメスト。この学校の講師であり、学内で最強の男であった。

「先生がこの時間に運動場に来るなんて珍しいですね」

 レスティヌは立ち上がり、デキウスに話し掛ける。ラティーナも服装を正し、頭を下げる。

「少し喉が渇いてな。それに、たまに様子を見に来ないとサボる学生も出てくるだろう」

「私たちはここの学生であることに誇りを持っています。サボることなどありません」

「君はそうだろう。しかし、誇りというのは時に毒になる。特に魔法を覚え、強くなったと自覚してくると、こういった基礎鍛錬に疑問を持ちたくなるものだ。そうなると誇りが邪魔をして、泥臭いことをしたくなくなる」

「肝に命じておきます」

「君の心配はしていない。年寄りが起きるよりも早くに走り出す者に言っても仕方のないことだ」

 しっかりと見られていたことが照れ臭く、レスティヌは頬をぽりぽりと掻いた。

「しかし、どうやって勝つ? クワドゥリ・アウレリウスは強い。彼一人で千人は倒せる上に戦略も戦術も兼ね備えている。異民族を抱き込む手腕は人心掌握も兼ね備えている証拠だ。マスニアは幾度となく会戦を挑み、その全てで敗北を喫している。二万の兵がたった一戦で全滅したことすらある」

「ロメスト先生ならば勝てますか?」

「それはわからんな。私も魔法には自信があるが、聞こえてくる話はどれも化け物じみている。詠唱なしの魔法一発で、マスニアが誇る重装歩兵が二〇名消し飛んだという話だ。私は実際に見たわけではないが、聞く限りでは難しいだろう」

「ならばアウレリウスは避けて、いっそ本国を攻めるというのはどうでしょう?」

 その言葉にデキウスは苦笑しながら答える。

「随分と簡単に言ってくれる。アウレリウスの国――イズルハはマスニアよりも大きく歴史も古い。アウレリウスだけでも手を焼いているのに、片手間で落とせると思うか?」

「必ずしも落とせなくても効果はあると思います」

 デキウスの眉がぴくりと動く。

「現在マスニアは、アウレリウスに対する本国の援護をほぼ完全に封じ込めています。それは我が国が国境付近を制している、先の戦争で制海権を得たという理由以外にもあると思います」

 話を聞いているデキウスは、それ以上表情を変えることなく、先を促す。レスティヌは頷き、言葉を続けた。

「おそらく、イズルハはやる気がないのです。もしくは、国内で対外進出を推す派閥と国内での安定を図る派閥等で分裂しているかですね。どちらにせよ、本格的にアウレリウスを支援する環境にないのでしょう。だとすれば、イズルハに侵攻し、会戦を制すれば比較的早い段階で和平交渉を持ち出してくるはずです。和平が成ればアウレリウスはマスニアから撤退するしかなくなります」

「……何故イズルハがやる気がないと思う?」

「国境付近での争いが一向に激化しない為です。アウレリウスとイズルハ本国とで連携を取れば、支援を受けることは可能かと思います。しかし、イズルハ軍は国境の川を挟んで睨んできているだけです。そもそもアウレリウス自身も、軍を構成する大半が現地で吸収した周辺部族です。そもそもイズルハが協力的であるならば、もっとイズルハ本国から派兵された兵が多くていいはずなのです。それがイズルハ本国がこの戦争に乗り気でない何よりの証拠かと思います」

「なるほど。確かに筋は通っている。しかし、現状のようにアウレリウスが優位に立っている限りイズルハの支援がいつ本格化するかわからない状況ではないか。下手に刺激をすることでイズルハが本格的に戦争に乗り出すことになりかねないとは思わないかね?」

「確かにその可能性はあると思います。しかし、自分にはアウレリウスが優位に立っているとはあまり思えません。むしろ上手くいかずに焦っているのではないでしょうか?」

「上手くいかないとは? 今のところアウレリウスはほぼ全ての会戦に勝利している。そのうえ自前の兵力をほとんど減らさずに事を運んでいるではないか?」

「アウレリウスはマスニアの同盟を切り崩すことを目標にしています。それは同盟諸国に対して宣告しており、皆知っていることです。会戦に勝利することで同盟国が見限り、そこから支援を受けることで早期にマスニアを滅亡させることが目標であった。しかし、同盟は崩れなかった。そうなってくるとアウレリウス軍三万の食料が問題になってきます。イズルハからの支援が受けられない以上、兵糧は全て現地調達です。現在はマスニアが所有する農地のみを襲い、食料を調達していますが、そろそろ限界でしょう。アウレリウス自体は同盟を崩し、マスニアのみを滅ぼすことを目的としていますが、軍の大半を構成する周辺部族にはそんなことは関係ありません。少しでも食料調達が滞れば歯止めが利かなくなり、同盟国領であろうと村々を襲い出すでしょう。そうすれば今までの計画が水の泡です。彼は既に一番の肝を失敗しているのです」

「アウレリウスはこの期に及んで同盟を離反させることを諦めていないと?」

「はい。それが成らなければマスニアは落とせないと踏んでいるはずです。アウレリウスとその軍は強力ですが、都市を持たない周辺部族と一部のイズルハ軍人の混合軍で、工兵がいません。攻城兵器を作る資材も職人も工場もない彼らには、マスニアの高く厚い城壁は落とせないのです」

「だが、イズルハが本格的に参戦してくれば話は変わってくるな?」

「はい。ですから、会戦で勝てないアウレリウスは放っておいて、イズルハ本国に攻め入るのです。そしてイズルハにアウレリウスを呼び戻してもらいましょう。呼び戻す前に落とせれば良し、優位に持ち込んで、賠償金を吹っかけて和平に持ち込むのも良し」

「勝てれば、の話だが、悪くない策だな。おそらくはもっと細かく考えているのだろう?」

「ありがとうございます。アウレリウスと真っ向から戦わずに追い詰める策やイズルハを攻める策等、日夜考えを巡らせています。もし今年の執政官選挙に出られるのなら、色々と試したいことが目白押しです」

 マスニアでは、二人の執政官によって政治、軍事が執り行われている。執政官は二年交代制で、毎年一人が選出されている。立候補する為には三五歳以上で、かつ役職を経験、元老院入りしていることが条件であった。何一つ条件を満たさず、親もお金こそあれ、二〇年前に他国から移り住んできた市民権を持たないマグナ家では、その狭き門は潜るに難かった。

 若干一三歳の若造の放つ大言に、デキウスは笑いを堪え切れなかった。

「大した自信だ。だが、君が立候補できる立場にあっても、きっと執政官にはなれなかっただろうな」

「何故です? 最も被害が少なく戦争を終わらせられると思うのですが」

「これまで何人のマスニア人が犠牲になったと思っている。投票をするマスニア人の多くが家族をアウレリウスに奪われ、アウレリウスを恐れる気持ち以上にアウレリウスを殺すべしと怒りを放っている。その中でアウレリウスを退かせれば良いなどといった内容では民衆は納得しないだろう」

「しかし、前年選出された執政官――ファビオは、アウレリウスとの戦いを避け、長期戦の構えです。時間を掛け、アウレリウスを追い詰める作戦と並行して行えば最大限に効果を発揮する作戦かと思いますが」

「しかし、実際に今年の執政官に選ばれたマッケイは、アウレリウスを倒して見せると大声で演説していた。ファビオ派だった男も負けじと声を上げたが、結局はマッケイが当選した。ファビオの策は、時間が掛かり、その間も市民が生活を犠牲にしなくてはならない。また、アウレリウスを追い詰めたとしても倒し切れる保証もない。積極的に戦わないファビオを弱虫扱いする民衆も多いと聞く。今民衆が求めている者は、真っ向からアウレリウスを打倒し、その首を晒してくれる強い将なのだよ」

「そんな人間がいればとっくに戦争は終わっています。それができないから、ファビオが持久戦に持ち込んでいるのでしょう」

「民衆が常に正しい者を選ぶとは限らないのだ。特に厳しい時は、民衆に耐えることを強いるファビオよりも、例え不可能でも自分に任せろと強い言葉を放つマッケイを支持したくなるものだ。君も執政官を志すのなら、正しい考えの他に人の感情に寄り添った考えも持たなければいけない」

「大変勉強になります」

「私も思いがけず楽しい議論だった。君の将来の為にも、マスニアには是非とも生き残ってほしいものだ」

「先生が執政官になれば……そう思います」

「私は奴隷だよ。立候補どころか、投票する権利も従軍する権利もない」

「次に負けたら、先生の為に法律を改正するのではないでしょうか?」

「それは執政官と元老院、そして私の所有者次第だな。給料を貰っているとはいえ、私を買い取った金額には一〇〇年働いても届かんよ」

 そう言って、デキウスはその場を離れた。白熱した議論とは裏腹に、汗まみれだった身体は冷え切っていた。

「くしゅん」

 隣から可愛らしいくしゃみが聞こえた。会話には参加していないが、ラティーナもその場にいたことを思い出した。

「長話してすまない。風邪を引いてしまう前に学舎に入ろう」

「別にいいわよ。私も興味あったし。それにしても、さすがは学業トップなだけあるわね。デキウス先生があんなに褒めるところ初めて見た」

「この戦争は後世に残る戦争だ。折角その只中にいるのだ。あれこれ思索しなければ勿体ないというものだろう」

「なんでもかんでも自分の糧にするその姿勢は見習うところがあるけど、正直真似できそうにないわ」

 ラティーナははあと溜息を吐いた。

「お、おまえら、何を楽しそうに話しているんだ?」

 ひと際大柄な男性が、大量の汗を掻き、肩で息をしながら歩いてくる。

「やあ、エネアス。遅い到着だな? 寝坊か?」

「うるせえ。長距離が苦手なのは知っているだろう?」

 エネアスはわざわざ二人の間に分け入って、井戸へと向かう。

 汲んだ水を一息に飲み干すと、ぶはあと大きく息を吐いた。

「勿体ない。実に勿体ない。君は体格も良く、魔法の才能もある。持久力を付け、常に慌てぬ平常心を持てば、私など及びもつかない魔術師になろうというのに」

「目の前にいる相手に、遠くを見ながら話すのをやめろ……。鬱陶しい」

 返す言葉に覇気がない。身長も高く骨太なエネアスは、大抵の運動は得意だが、いまいち長距離走には向いていなかった。入学したての頃はレスティヌに張り合っていたのだが、それは一ヶ月も持たなかった。

「お疲れ様。毎日規定を守っているだけ偉いと思うわよ」

 ラティーナがにこやかに話し掛ける。エネアスは、折角下がり始めた体温が、再度急上昇し、顔が真っ赤になる。

 早朝ランニングは、学生の義務であるが、基本的に監視はない。休もうと思えばいくらでも休むことができ、実際上級生になるほど周回数をごまかす傾向にある。レスティヌの同学年も数人は周回を減らしているが、エネアスはそれでも規定はしっかり守っていた。

「今日はデキウス先生が来ていたから、サボっていたら大目玉だったわね」

「え? デキウス先生が来ていたのか?」

「苦手なこととはいえ、規定はしっかり守るその真面目さは君の美徳だ。誇り給え」

「いちいち腹の立つ野郎だな。ラティーナとは大違いだ」

「褒めているのだ。素直に受け取るがいい」

「何でそう上から目線なんだ、コラ!」

「私は模擬戦で君に勝っているのだ。学力でも上、長距離走でも上。上に立つ者が上から目線なのは仕方がないのだよ」

「魔力では俺の方が上だ!」

「同じCランクではないか」

「すぐにBランクに上がってやる! てめえはいつまでもCに居座るがいいさ」

「その場合は、Cランクに負けるBランクの烙印が押されるだけだ。それに魔力でもすぐに追い抜くさ」

「やれるものならやってみやがれ!」

 二人はバチバチと火花を散らし、睨みあう。

「本当に仲が良いわね、二人は」

 苦笑しながらラティーナが言う。

「いい加減にしないと、朝食がなくなるよ。後、授業にも遅れるよ」

「やべえ、朝飯抜きはきつい」と、エネアス。

「授業に遅れるわけにはいかないな」と、レスティヌ。

「仲良いけど、凄い対照的よね、あなた達」

 先ほどまでの疲れはどこに行ったのか、走り出す二人をラティーナは呆れながらも追いかけた。

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