このエピソードを読む
2019年12月17日 21:55
世界の情勢も、ライヒシュタット公の容態も、ことここに至って、メッテルニヒの意図すると宣うところも正当性を失い、いよいよ彼は私怨で公を害しているようにしか思えない……
作者からの返信
あまり言われていませんが、この6月暴動は、実は、メッテルニヒにとって、大きなターニングポイントだった、というのが、私の意見です。この暴動があっさり鎮圧されたことにより、脆弱だったルイ・フィリップ政権は安定します。もう、抑止力としてのナポレオン2世は、必要ありません。私怨……確かにそう言っている人は多いです。評伝の作者は、ナポレオン憎しの行き着く先だと、思っているようです。実際彼は、オーストリアにとって、お荷物でしたし、扱いに困る存在でした。私も、私なりに、いろいろ考えて、お話を進めて参ります。どうか、最後までお付き合い頂けますように……。
世界の情勢も、ライヒシュタット公の容態も、ことここに至って、メッテルニヒの意図すると宣うところも正当性を失い、いよいよ彼は私怨で公を害しているようにしか思えない……
作者からの返信
あまり言われていませんが、この6月暴動は、実は、メッテルニヒにとって、大きなターニングポイントだった、というのが、私の意見です。
この暴動があっさり鎮圧されたことにより、脆弱だったルイ・フィリップ政権は安定します。もう、抑止力としてのナポレオン2世は、必要ありません。
私怨……確かにそう言っている人は多いです。評伝の作者は、ナポレオン憎しの行き着く先だと、思っているようです。実際彼は、オーストリアにとって、お荷物でしたし、扱いに困る存在でした。
私も、私なりに、いろいろ考えて、お話を進めて参ります。どうか、最後までお付き合い頂けますように……。