応援コメント

余命数ヶ月」への応援コメント

  • 避けられない終末が、迫って来ていますね……。
    後世の人間からすれば、ほんのわずか、時代の必然でしかない変化を遅らせるためだけの死……メッテルニヒの妄執とすれば、恐ろしいものです。
    相反するような、アシュラの献身に胸を打たれます……。

    作者からの返信

    ライヒシュタット公の病の悪化と呼応するように、7月革命の余波は治まり、イタリアやポーランドの騒乱の鎮圧も完遂され、世界は静かに閉ざされていきます。そんな折の、病の悪化です。

    そしてこの期に及び、なおもメッテルニヒは、「ナポレオン2世」を切り札に使おうとしました。父の遺書を読んだフランソワが、自分は政治の道具にはならない、と主張したにもかかわらず。実際、メッテルニヒが彼の病にどこまで責任があったのかわからないのですが、この点からみても、ナポレオンの息子をないがしろにしていたと思えるのです。

    そんな中で、彼の病に心を痛めていた付き人やウィーン町の人は多かったはずで、アシュラはそうした名もない人々を代弁しているのだと、自分では思っています。

    陰鬱な部分が続きます。せめて少しでも気候が春めいてくれば、お読みになる苦痛も減るのではと、それくらいしか、救いがありません。(最後に私なりの希望は創っておきましたが)

    お読み下さって、本当にありがとうございます。もう、エンタメの範囲は逸脱しております。どうかご無理のない範囲でお付き合いください。

  • また、差し出がましいようですが、

    「再発にすぎない。。」

    もしかすると三点リーダー的運用かも、とは思いましたが、一応。

    作者からの返信

    お気遣い、ありがとうございます。「。」が一個多い間違いです、サンテンではなく。

    ご指摘頂いて、助かっています。誤字脱字は、自分ではなかなか見つけられないものです。ですが、この作品は、特に思い入れが深く、ライヒシュタット公への敬意の為にも、間違いは、絶対に許せないのです(その割に、結構やらかしてますが)。
    さっそく、直させて頂きました!

    いつも本当に、ありがとうございます。