応援コメント

主な登場人物」への応援コメント

  • F・カール大公とヴァーサ公、それぞれなりの愛の形に、胸を打たれました……!
    特にヴァーサ公、見直しました。そんな分別があったのかと(失礼)

    少しずつ、終局へ向けた動きが、見え隠れしてきたように感じます。
    アシュラ、そして「魔王」が、なんらかの救いの形になるのかどうか……引き続き、楽しみに拝読させていただきます。

    作者からの返信

    F・カール大公につきましては、どこを見ても悪い評判ばかりで。でもゾフィーはずっと彼のそばにいたし、子どももたくさん産もましたし。後で書きますが、彼は甥のフランソワをとても可愛がっていました。で、少し援護射撃を。

    ヴァーサ公について、私が不満に思っていた点は、彼はライヒシュタット公の不調に気がついていたはずなのに、健康状態は申し分ない、と評価書に書いたことです。それはどうしたことだろう……と考えた結果が、彼の評価に傷をつけたくなかったのではないかな、と。
    私としては、12歳も年下なんだから、妻にするのは(生活を共にするのは)姪ではなく、もう叔父の方でいいじゃん! という……。どうやらヴァーサ公夫妻はあまり仲が良くなかったようです。彼が(ゾフィーもですけど)ライヒシュタット公の方を向いていたから? ならいいんですけど。

    ここまでお読みいただき、とても深いところまでご理解頂けたことで、充分報われました。もし暗く重い内容がお辛いようでしたら、どうか飛ばしてお読みください。どうしても史実というものが曲げられなくて、引きずられてしまいました。メッテルニヒの陰謀だ! と騒ぎ立てたことが、ライヒシュタット公の重い運命に対するせめてもの、私の抵抗です。

    冗長なお話をお読み下さって、本当にありがとうございます。貴重なお時間をたくさん、頂戴しております。とても申し訳なく、けれど嬉しく、心から、ありがとうございます。