主な登場人物



ここでもう一度、主な登場人物をご紹介致します。

◆実在の人物

◇架空の人物



◆フランソワ(フランツ、フランツル)

ライヒシュタット公。かつてのローマ王。

ナポレオンと、オーストリア皇女マリー・ルイーゼの息子。


◇アシュラ・シャイタン

フランソワにつけられたスパイ。今は、完全に、フランソワに心酔している。時折、付き人のモルに、なりかわる。



◆ハルトマン将軍

軍の付き人の、一番の上官。伯爵位をもつ。

◆モル

軍の付き人。男爵位を持つ。

◆スタン

軍の付き人。


◆マルファッティ医師

フランソワの4人目の侍医。イアリア系。

◇ピッコロ

イタリア、カルボナリの一員。


◆ワーグナー司祭

宮廷司祭。フランソワが、蛇蝎のごとく嫌っている。


◆プロケシュ=オースティン

フランソワの親友。教皇領ボローニャへ赴任中。

◆グスタフ・ナイペルク

幼い頃からの、フランソワの遊び仲間。父のアダムは、フランソワの母、マリー・ルイーゼの、二度目の夫。

◆モーリツ・エステルハージ

フランソワの遊び仲間。両シチリア王国のナポリへ赴任中。


◆ディートリヒシュタイン伯爵

フランソワのかつての家庭教師。離職後も、ちょくちょく、フランソワの元を訪れる。


◆マレシャル

パルマの宰相。ナイペルク将軍の後任(ただし、マリー・ルイーゼの夫の座は引き継いでない)。公主マリー・ルイーゼを嫌い、悪い噂を流してる。


◆クレメンス・フォン・メッテルニヒ

オーストリア宰相




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◆祖父の皇帝(フランツ帝、フランツ2世)

オーストリア皇帝。すでに高齢。


◆カール大公/ヨーハン大公

皇帝の弟たち。フランソワに好意的。

◆アントン大公/ルードヴィヒ大公

皇帝の弟たち。宮廷の若者には厳しい。


◆マリー・ルイーゼ

皇帝の長女、フランソワの母。現在は、パルマを治めている。

◆フェルディナンド大公(ハンガリー王)

皇帝の長男。次期皇帝。統治には補佐が必要。

◆F・カール大公

皇帝の次男。下品で有名。

◆ゾフィー大公妃

F・カールの妻。フランソワの「同志」。

◆フランツ・ヨーゼフ

F・カールとゾフィーの間の長男。

◆サレルノ公レオポルト

甥が、イタリア・両シチリア王。妻は、皇帝の娘、クレメンティーネ(フランソワの叔母)。娘マリー・カロリーヌを溺愛している。


◆ザウラウ

皇帝の信任厚い、重臣。70歳で、トスカーナ大公国、大使に任命され、フィレンツェへ赴任中。メッテルニヒを毛嫌いしている。

◆ゲンツ

メッテルニヒの秘書官長。メッテルニヒから離れつつある。プロケシュが師叔している。


◆フォレスチ/オベナウス

フランソワのかつての家庭教師。付き添いとして、宮廷に留まる。


◆アルベルティーナ/ヴィルヘルム

マリー・ルイーゼと故ナイペルクの間の子どもたち。


◆オルタンス

ナポレオンの養女かつ、弟ルイの妻(すでに離婚)。

◆シャルル・ルイ

オルタンスの息子。ナポレオンの甥。後のナポレオン3世。

◆エリザ・ナポレオーネ

ナポレオンの姪。妹の娘。


◆シャルル10世

ブルボン家現当主。1830年7月革命で国を追われた。(ブルボン一家は、イギリスへ亡命中)

◆アングレーム公

シャルル10世の息子。(この時期、別の名前を名乗っていますが、このお話では、アングレーム公で通します)

◆マリー・テレーズ

アングレーム公妃。ルイ16世とマリー・アントワネットの娘。

◆ルイーズ

シャルル10世の孫、マリー・テレーズの姪。

◆アンリ

ルイーズの弟。7月革命の時、シャルル10世が彼に譲位したので、アンリ5世と呼ばれることもある。ナポレオン2世(フランソワ)と、フランスの人気を二分している。

◆マリー・カロリーヌ

ルイーズとアンリの母。奇矯な性格で、息子をフランス王位につけるために、ヨーロッパを放浪中。


◆ルイ・フィリップ

7月革命を制して王座に就いた、「ブルジョワ王」。





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