フランソワのこの優しさは一体何を最大のベースとしているのかな……
作者からの返信
フェルドナンド大公への気持ちは、また、触れることがあると思います。次の皇帝への、ライヒシュタット公の複雑な思いは、全くのデタラメではないつもりですが、概ね、フィクションです。
レオポルド大公一家は、彼に対して、親身であったので、彼自身も、親しみを抱いていたと思われます。
以上は、モルの手記からの推測です。
ゾフィー大公妃ですが……。ライヒシュタット公の彼女への優しさは、常に礼儀正しさに則っていたそうです。ゾフィーの方は、まるで肉親のような愛情を、彼に対して抱いていたのに。
家庭教師も軍の付き人も、皆、彼を探っていたのに、彼女だけは、それをしませんでした。そのおおらかさに、ライヒシュタット公は、安らぎを感じていたのではないでしょうか。でもそれは、愛とは違います。そこがまた、彼の孤独を感じさせ、切ないです。以後のお話で、うまく表現できるといいのですが……。
お読み下さって、本当に、ありがとうございます。なんか、自らハードルを上げてる気がしてますが、ライヒシュタット公は、本当に……。是非、最後までお付き合い頂けると、とても嬉しいです。
フランツはは危うく殺しかけたのですね
よく調べられてます。頭下がります😊
作者からの返信
それは違います。
純粋な事故で、実際問題にはなりませんでした。
ただ彼は、死がごく身近に迫った頃、この一件をひどく気にしていました。錯乱の一種であったようです。
私の書き方が悪かったのなら、是非誤解を解いて頂きたく、お願い申し上げます。