ディ先生すごい……プリンスのために不敬発言も厭わない…
作者からの返信
愚痴の多いだけの偏屈先生じゃ、なかったんですね。
プリンス15歳の時、ウィーンへ来たマリー・ルイーゼが、息子を昇進させてくれるよう、皇帝に頼みました。しかし、ディ先生は、早すぎると反対しました。皇帝は、結局、ディ先生の意見を取り入れて、昇進は2年先まで見送ったという出来事がありました。
皇帝も、ディ先生には、一目、置いていたんですね。その上で、もし万が一、こんな風に怒っているのが露見したら、そりゃ、皇帝をも操ろうとしている、と、悪口言われますよね……。
たた、おっしゃる通り、先生は、本当に、フランソワのことだけしか、頭にないのです。ある意味、親馬鹿というか……。ディ先生が無事でいられたのは、やはり、有力な貴族である、兄の存在が大きかったと思います。
台風は、大丈夫でしょうか。
いつも、本当に、ありがとうございます。
うーん、ウィーンから出れないのは
今に始まった事でないですよね
もしかしてフランツは死をも悟ってたのですかね?
作者からの返信
あ、その視点はなかったです。でも、そういう見方もありますね
私はただ、もどかしくて。やっと就けた実務への責任感と兵士達への愛情、父と同じ軍務という道への憧れ、それから少しだけ、特権階級である自分の身分への嫌悪……そうしたものが入り混じって、彼をシェーンブルンへの「疎開」から遠ざけたのだと思っていました。
いずれにしろ、これが彼の病状にはよくなかったことだけは確かです。
返信、遅れて申し訳ありません。いつも本当にありがとうございます。