そうですね。歴史ものなので、なるべく公正な立場でお話を進めたいと思ってはいます……。

ポーランドは、ナポレオンの頃からの因縁がありますので、ディートリヒシュタインに手紙を書いたという「ポーランド貴族令嬢」にご活躍願うことにしました。アシュラが出払っていますので、エオリアをつけて。この二人、ライヒシュタット公の誕生日に合わせて転載予定の短編にも出てきます。

ご興味を持たれたようで嬉しいです。どうかご期待を裏切ることがありませんように……。

お褒めいただいたので、もうここらで白状します。

エオリアは、去年観て、非常に感動した映画から、名前を頂戴しました。
「君の名前で僕を呼んで」という映画で、主人公がエリオというのですが、これを、もじって「エオリア」にしました。名字は、エリオを演じた俳優、ティモシー・シャラメから、そっくりもらって、「エオリア・シャラメ」、と。

この映画がどういう映画かというと、まさしく告白しなければならないような映画で、あの、詳しくは、グーグル先生にでも、お聞きになって下さい。

ご安心下さい。名前だけですから。借りたのは……。