実際、当時のフランス民衆が求めていたのは平穏と日々の食事だったのでしょうね、主義主張、政府に関わらず……
その意味ではフランソワがナポレオン二世としてフランス王なり皇帝なりになるという未来だって望まれていなかったわけでは、決してないのでしょうが……
作者からの返信
そして現在、イエローベストは、何を求めているのか。フランスの民衆の潜在的な力を考える時、このままでは済まされない気がします。
フランソワがナポレオン2世として、フランスに君臨することは、そうです、お言葉の通り、決して望まれてはいませんでした。
しかし、結果として、ナポレオン3世が即位し、帝政が復活します。それが、私には、非常に悔しいのです。そこは、ライヒシュタット公の席じゃなかったのか、と。
後に、王位を差し出されたブルボン家のアンリ(マリー・テレーズが育てた甥です)は、完全な王制ではないことを理由に、これを拒否しています。あるいは、ライヒシュタット公も……と、いろいろな可能性を考えてしまいます。
いやあなるほどです
感心しました^ ^
次楽しみです
作者からの返信
ありがとうございます!
この辺りのプロケシュとの合議は、資料に依りました。手紙の内容も、ほぼそのままです。
殿下がとても楽しそうで……。親族からの接触を喜ぶというより、プロケシュと相談し、計画を練ることが楽しくて仕方がない、という印象を、私は受けました。
お忙しい中、いつも本当にありがとうございます。あまり有名な人物の登場はなく、静かに展開していきますが、どうか少しでもお楽しみいただけますように。