応援コメント

この手を振り放すことはできない」への応援コメント

  • ううん、生殺しですね。これは残酷だと思います。良いシーンでした。有難う御座います

    ところでお仕事大丈夫でしょうか?

    作者からの返信

    ライヒシュタット公は、本当にプロケシュを副官にと望んでいたようです。ドゼも他の師団からサヴァリを引き抜いていましたし、副官って、そういうものなのでしょうか? でも、殿下の場合は……例の、Мがいますから。そして、本物のプロケシュに、もう少し気概があれば! 

    こちらこそ、いつも温かい応援とコメント、本当にありがとうございます。

    仕事は、慣れてくれば、少しは人間らしい生活の為の時間が取れると思います。つまり、手抜きのコツがわかってくるというか……。

  • まあそりゃ断れんわけですな……
    しかしフランソワの言うことは矛盾しているようにも思えます、彼の言う「大義」がフランスへの忠誠と、その原則を曲げない範囲でのオーストリアに対する貢献であるのなら、彼の人生はその「大義」によって支配されています。

    それでもフランソワは「大義」を見失うことを恐れるゆえに傍らにプロケシュを求めた。少なくともそのようにプロケシュを口説いた。

    フランソワが別に「大義」に縛られてなどおらず、単にプロケシュを求めたか、フランソワは実際「大義」に縛られていたが単に自身が持てなかったかなわけですが、こればっかりは前者ととってしまってもいいような……

    作者からの返信

    「大義」ですが。なるほど。そう、解釈できますね。私は単純に、名誉や誇りを重んじる、くらいの意味だと思っていました。でも、確かに、彼にとっての名誉は、父の遺訓を守ること、そして、オーストリアへの忠誠であるはず。お言葉の通りです。

    プロケシュは、初めて、「ナポレオンの息子であることの誇り」を認識させてくれた人です。同時に彼は、オーストリアに忠誠を誓った軍人で、外交官す。かなり自由な、型破りの人物であったようですが、彼自身が、矛盾をはらんでいたわけです。

    この辺りが、プロケシュを身近に起きたかった理由ではないかと。フランスかオーストリアか、という選択を超越して、より長期的に、多くを俯瞰できること。それは、若く、また、しがらみに縛り付けられているフランソワには、難しいことでした。視野の広い、副官が必要だったのです。
    あと、ずけずけ物を言う人物だったんじゃないでしょうか、プロケシュは。空気の読めない面もあったと思います。その辺りも、自分を隠し通してきたライヒシュタット公には、魅力だったのでしょう。


    いろいろ、参考になるご指摘を、ありがとうございました! ここまでフランソワのことをご理解頂けて、嬉しいです。貴重なお時間をたくさん頂けたことも、ありがとうございました。
    ライヒシュタット公は、いろんな側面を見せてくれる人です。僅かに本音が覗けた時に、彼の魅力が、輝いて見える気がします。