そういえば、フランソワが泣き言を親族以外の前で言うのなんて、プロケシュかアシュラくらいのものですね……
なるほどこれは邪推してしまってもしかたない……?
作者からの返信
ディートリヒシュタイン先生が、あちこちで嘆いていますが、ライヒシュタット公は、本心を隠してばかりだったそうです。
ディ先生だけでなく、ある人が、ライヒシュタット公と議論をしていて、彼が反対意見を述べないので、てっきり、自分に賛成してくれていると思っていたら、後日、彼は反対意見だった……と知り、離れていった人もいたそうです(適当なエピソードが、なかなか作れないでいます)。
アシュラは、想像上の人物なので、ライヒシュタット公には、本音(と私が理解しているもの)を語って頂きました。実在のプロケシュにも、確かに、心を許していたのでしょう。後日、ディ先生が、生涯で、彼が心を許したのは、自分とプロケシュだけだった、と述べています。
他にも、ヨーハン大公とゾフィーには、かなり本音を語っていたようです。あと、祖父の皇帝のことは、尊敬していました。
邪推は……私の習い性ですから。ライヒシュタット公が知ったら、怒ると思います……。日本語でよかった!!
このシーンは例え想像だったとしても自然に感じます^ ^
そしてプリンスh危険人物でしょう、ルイフィリップにとっても
メッテルニヒにとっても
作者からの返信
実際に、ライヒシュタット公は自分に自信が持てなかったようです。そんな彼を、プロケシュはもっともっと励まして、彼に伝手があれば……もしかしたら、ライヒシュタット公の人生は変わっていたかもしれません。
ルイ=フィリップは、とても警戒していたと思います。ただ彼は、決してメッテルニヒに逆らわず、短いと思われていた彼の王朝も、次第に安定していきます。それは、ライヒシュタット公にとっては絶望を意味するのですが。
少し大げさに描いています。けれど、実際、プロケシュは彼の憧れだったようで。感情の揺れは、若干は、病気のせいではないかと思うのですが。
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