もう小説も楽しいですがせりもも様との交流も楽しみになってきました❣️
昨日のせりもも様の「何故この時代のこの人物を選んだのか?」に読者に伝わる事を祈る気持ち
と言う言葉は感度しましたし、共感しました
そしてこの章も沢山驚く事実と整理された事実があるのですが
特に驚いたのが
ナポレオンが「フランツ帝が神聖ローマ帝国解体宣言」に驚いた気持ちです
なるほど、自分の息子が神聖ローマ皇帝にならないのが残念と言う気持ちも確かにあったかと、新たな発見でした
作者からの返信
ご共感、ありがとうございます。調べたことばかりで、未だに純粋な知識には至っておりませず、恐縮しています。
ナポレオンの古代ローマへの憧れは、そのまま若き日の憧れで、それに共感してくれたのは、ほぼドゼ(ドゼー将軍)一人きりでしたが、彼はマレンゴで死んでしまいました(そういえば14日はマレンゴ戦勝記念の日です)。エジプトへ行くまでは、ナポレオンもきっと純粋であったに違いないのですが。
やっかいなのは、ナポレオンの息子(同時にオーストリア皇帝の孫でもあります)を、古代ローマ帝国の継承者に、と目論んでいたのは、メッテルニヒも同じでして。たとえ彼の主の皇帝フランツが神聖ローマ帝国を解体しようと、メッテルニヒは野望を繋いでいたようです。
ナポレオンがロシアでボロ負けするまでは。
フランスとオーストリアの間で玩具のように利用された殿下(ライヒシュタット公です)が、哀れでなりません。
応援、コメント、本当にありがとうございます。
拝読しています。
この辺りは、それなりに幸福オーラが感じられますね。
ナポレオンもさるモノですが、カロリーヌの傍若無人っぷりもおもしろいです!
作者からの返信
ドゼとダヴーに続いて、こちらにまで……本当に感謝です!
幸福オーラ……仰る通りです。マリー・ルイーゼについては、ライヒシュタット公(私は「殿下」とお呼びしています)の母上であられるので、あまり悪口は言うべきではないのですが、あんなに嫌い恐れていたナポレオンとの新婚生活にあっさりなじみ、しかもそこそこ幸せというこの状況に、なんといいますか、俗物? 的なものをついつい感じてしまうのです……。
ナポレオンに関しては、もう、20歳以上も年下のトロフィー・ワイフを貰って有頂天、という状態ですね。自分でもそう言ってます。
カロリーヌはこの先、夫を焚きつけて(可哀想なのは夫のミュラです)ナポレオンを裏切ったりもするわけですが、彼女に関しては、悪気があったようにはどうしても思えないのは、天真爛漫さがあったからでしょうか。一番下の妹の役得、というか。
1章2章辺りまでは、わりとメジャーな内容を扱っており、また史実に則してもいますので、安心してお読み頂けると思います。その後は、殿下がハプスブルクのとばりの下に入ってしまわれ、調べきれなかった空白をフィクションで補って参ります。
お読み下さって、またコメントも賜り、本当にありがとうございます。どうか少しでもお楽しみ頂けますように……。