この章は後に展開する嵐の前の不気味な静けさと感じました
昨日ご送付ありがとうございます
iPad もPCでも閲覧出来ます
しかしせりもも様に感想は送信出来ませんネ
せりもも様の丁寧な詳細なる返信は大変勉強になり刺激的で楽しみなのですが
こればかりは仕方ないですネ(TT)
作者からの返信
コリン先生の死をどう扱うかが、この辺りのポイントです。フィクション部分に入っていますので、滅多なことは言えないのですが。
ラザンスキ伯爵夫人は、マリー・ルイーゼの結婚の時についてきた、そして、途中でモンテベッロ公爵夫人に追い返された女官です(結婚のプロトコル2)。マリー・ルイーゼが子どもの頃からのお世話係だったようですが、どうやらパルマへは同行していなかった模様なので、ディートリヒシュタイン先生の話し相手として登場してもらいました。彼女ならきっと、殿下の味方になってくれたでしょうから。
小説はどうしても捨てる箇所が多く、そうしたところを、コメントを頂いた時にお返ししています。全ての人について伝記を書くわけにはいかないといいますが、人の数だけお話があるのもまた、事実だと思います。とはいえ、メジャーでないお話なので、あまりお役には立たないかと危惧しております。
応援、コメント、本当にありがとうございます。
ちょっとダヴーにも通じる(!)人格破綻者のベートーヴェンとアシュラにほっこりしていたら、一方で、ディートリヒシュタイン先生のツンデレも深刻化してますね……w
ラザンスキ伯爵夫人の、直球気味なツッコミも楽しいです。
作者からの返信
ほんとですよねえ。ベートーヴェンのあの変人ぶりといったら、ダヴーといい勝負です(ベートーヴェンはホンモノですが、ダヴーはもしかして、若干冤罪ぎみかもしれません。けれど普通でなかったことは確かです)
ディートリヒシュタイン先生のツンデレ! まさしくその通りです! 本当は殿下のことが大好きなのに、つい悪口言っちゃうんです(マリー・ルイーゼへの手紙とかで)。でもこれは、彼の愛情表現だと思われます。先生は、教育者ですから。殿下を立派に育てようと燃えているわけですから。
ラザンスキ伯爵夫人の突っ込みは、当時のウィーン宮廷女性全般を代弁してもらいました。特に(ブラジルへ嫁いでしまいましたが)マリー・ルイーゼの妹のレオポルディーネは、ディートリヒシュタイン先生は厳しすぎると思っていたようです。
楽しいとおっしゃって頂けて光栄です。ディートリヒシュタイン先生をおちょくるのは私も大好きで、この辺は、とても楽しんで書いています。
素敵なご感想と、応援も、本当にありがとうございます。とてもとても嬉しいです。