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2022年8月11日 05:21
音楽 楽譜に暗号を忍ばせていたのは事実でしょうか?メッテルニヒの検閲逃れには、そう言う事もあったかと納得してますまさかベートーヴェンがこんな形でストーリーに忍ばせるとは意外でした。面白かったです
作者からの返信
その疑いがあったようです。この辺りは、『秘密諜報員ベートーヴェン』(古山和男 新潮社 2010)から知りました。私個人としては、ベートーヴェンが本当に諜報員であったという説にはあまり与していません。性格の奇矯さから、秘密警察官の目を引いた、というに過ぎないのではないかと。ただ、ノエに語らせましたが、音楽を使って大衆を扇動する危険性は充分あったわけで、その辺りを警戒されていたのではないかな、と思います。楽譜に暗号を、というのはわりとよくあったようです。スパイとかそういうのではなく、ちょっとした頓智、しゃれのような使い方がサロンでされていたいいます。「ミ」を「me」とか、そんな感じで、わかる人だけが、ああ、と思ったようです。暗号、私も作ってみようと思ったこともありましたが、未だにできていません……。面白かったと言って頂けて嬉しいです!いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。大変励みになっております。
2018年6月24日 16:38
文化を好んで圧迫する側の異分子に視点を置くセンスよ!
ありがとうございます。広げた大風呂敷がうまく畳めるように、ただただ祈る毎日です。それなのに、まだまだ、広げるんです……。
音楽 楽譜に暗号を忍ばせていたのは事実でしょうか?
メッテルニヒの検閲逃れには、そう言う事もあったかと納得してます
まさかベートーヴェンがこんな形でストーリーに忍ばせるとは意外でした。
面白かったです
作者からの返信
その疑いがあったようです。この辺りは、『秘密諜報員ベートーヴェン』(古山和男 新潮社 2010)から知りました。私個人としては、ベートーヴェンが本当に諜報員であったという説にはあまり与していません。性格の奇矯さから、秘密警察官の目を引いた、というに過ぎないのではないかと。ただ、ノエに語らせましたが、音楽を使って大衆を扇動する危険性は充分あったわけで、その辺りを警戒されていたのではないかな、と思います。
楽譜に暗号を、というのはわりとよくあったようです。スパイとかそういうのではなく、ちょっとした頓智、しゃれのような使い方がサロンでされていたいいます。「ミ」を「me」とか、そんな感じで、わかる人だけが、ああ、と思ったようです。
暗号、私も作ってみようと思ったこともありましたが、未だにできていません……。
面白かったと言って頂けて嬉しいです!
いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。大変励みになっております。