ブックフェア ポトラ の感想とか。

かめかめ

ポトラに参加した

平成三十年、二月四日、日曜日、『ブックフェア ポトラ』というイベントに参加しました。


東京の桜新町、桜神宮というところで開催されたので、田舎からノコノコ上京しました。


編集者と読者と作家が集まる、という謳い文句。


一人、あるいは数人で小さな出版社を経営している方が何社もブースを出して、それぞれのオススメ本を販売されていました。

書店ではなかなか見られない本がズラリと並んでいたのですが、どれも面白そうで、全て買い占めたかった!


でも、重量の問題で、二冊に絞らざるを得ませんでした。

次はコロコロのついたカバンを持っていく!


作家が集まるというところについて。

作家さんのセミナーが数種類、開催されていました。


仏教のこと、ダウジングのこと、和訳出版のこと、LGBTのこと、いろんなお話があり。


ダウジングなどの実践教室もあり。


私は

津原泰水さんの「津原さん、どうやって小説書いてますか?」

という講座と


田口ランディさんの「お試しクリエイティブライティング」

に、参加しました。


津原さんのお話、すごく勉強になりました。

現実的。商業作家としてのノウハウ。根性論や理想論なんか一つもなく、どうしたら読者に読まれる小説になるかというテクニック。

出し惜しみしない方でした。

年内か、来年初めに小説の書き方本を出版されるらしいので、買いです。



田口ランディさんのクリエイティブライティング。

「書き方は教えません」と、のっけから宣言。メモ禁止。


リラックスすること、気負わないこと、肩の力の抜き方。

上手に書こうとしないこと、書きたいことはもう持っている。

けれど、みんな、その手前で止まってしまう。

今、書いていることはすべて捨てて、その続き。

その続きが、本当に書きたいことなんじゃないの!?


というようなことや、イロイロを体験して、最後に「じゃあ、書いてみましょう」

みんな、見事に、その手前までで止まってる。

知りたいのは、読みたいのは、その続きだ。

あなたの心の底の底のドロドロした言葉にもならない、痛いものがみたいんだ。


本当に、よくわかった。

穴にはまってうたうんじゃない。

その深い穴の底から掴み出せ。


とても面白く、勉強になるイベントでした。

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