こんにちは。
「すっぱい苺」というチョイスがいいですね。輪に入れず一人、にぴったり嵌まるなと思いました。
MeToo、介護の現場はたいへんですね。そこでの苦労や怒りが歌に昇華されているんですね。やっぱり実体験に基づいた、実感のこもった歌や文章は力があると思います。
作者からの返信
久里琳様、ありがとうございます!
短歌ってどういう訳か小説に比べて実体験を元に詠まれるケースが格段に多いようです。虚構を上手く詠む人も中にはいらっしゃいますが、私は基本的に短歌は自分の実体験かその延長を詠んでますね。
私は、怒りの歌、多いような気がします…。後で読み返し、(ああ、あんな事があったな)、とか、その時何を感じたかとか、日記や記録の代わりにもなりますね!
怒っていい泣き叫んでいいそれなのに
良き被災者の顔で映って
3.11を数日後に控えて
この短歌を知ることに
深い意味を感じています。
報道する側、される側の姿勢に
一石を投じる短歌ですね。
胸に深く刺さりました。
作者からの返信
遥 彼方様、ありがとうございます!
人々は被災者に同情するものの、もし被災者が災害対策に脆弱な行政に対し怒りをぶつけでもしたらたちまち非難されなれない雰囲気があると感じます。被災者はわがまま言わず、我慢しいい子でなくちゃいけない……こういう空気に息苦しさを感じます。