応援コメント

2018年今年短歌」への応援コメント

  • 怒っていい泣き叫んでいいそれなのに
    良き被災者の顔で映って

    3.11を数日後に控えて
    この短歌を知ることに
    深い意味を感じています。

    報道する側、される側の姿勢に
    一石を投じる短歌ですね。
    胸に深く刺さりました。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    人々は被災者に同情するものの、もし被災者が災害対策に脆弱な行政に対し怒りをぶつけでもしたらたちまち非難されなれない雰囲気があると感じます。被災者はわがまま言わず、我慢しいい子でなくちゃいけない……こういう空気に息苦しさを感じます。

  • >>風呂場すら行くのがつらい年寄りにエルサレムより遠い避難所
    →私はこちらにグッと来ました。エルサレムという遥か彼方の巡礼の目的地まで、救いを求め、目指して行く人々。辿り着けるのか?それぐらいの思いで、避難所を捉えている所が凄いです。ぜひ、これからも社会問題にどんどん切り込んだ歌を期待しています。
    最後の介護士さんのアルアル、聞きます。どの介護士さんも大変で、頭が下がります。少し短くして[川柳]に投稿されたら、中身はアルアルでインパクトもあるので、掲載されそうと感じました!

    作者からの返信

    森山美央様、ありがとうございます!
    エルサレムの短歌は、最近災害多発でどこでも「早めの避難」が呼び掛けられているけど、もっと避難しやすい環境こそが大事なのでは……?という、憤りと疑問から詠みました。自分の命も自己責任で守れと言わんばかりで、でもそれはお年寄りにはすごく難しいですよね!
    私は世の中に対する怒りが短歌のアイデアの源になっている事が多いですね!

  • こんにちは。
    「すっぱい苺」というチョイスがいいですね。輪に入れず一人、にぴったり嵌まるなと思いました。
    MeToo、介護の現場はたいへんですね。そこでの苦労や怒りが歌に昇華されているんですね。やっぱり実体験に基づいた、実感のこもった歌や文章は力があると思います。

    作者からの返信

    久里琳様、ありがとうございます!
    短歌ってどういう訳か小説に比べて実体験を元に詠まれるケースが格段に多いようです。虚構を上手く詠む人も中にはいらっしゃいますが、私は基本的に短歌は自分の実体験かその延長を詠んでますね。
    私は、怒りの歌、多いような気がします…。後で読み返し、(ああ、あんな事があったな)、とか、その時何を感じたかとか、日記や記録の代わりにもなりますね!

  • ――怒っていい泣き叫んでいいそれなのに良き被災者の顔で映って

    ものすごく刺さる一首です。
    報道の裏側をモロに見た気分になりました☆

    作者からの返信

    愛宕平九郎様、ありがとうございます。最近カクヨムを見るのがお留守になっていて返事が遅くなりすみません!二年前の歌ですが、こうして感想いただけて嬉しいです!