2通目 初レター‼︎
いよいよ本格的にレターポットを体感してみようとホーム上にわかりやすく置かれている3つのボタンの先まで一つ一つ進んでみました。
〈レターを贈る〉
〈レターを読む〉
〈レターを買う〉
なるほど。現時点での僕のレターは当然ゼロ。つまり誰にレターを贈ることもできなければ誰のレターも読むこともできない。
だいたいわかったことでいうとレターポットの中でのみ使うことの出来る〈レター〉という通貨のようなものでユーザー間でメッセージを贈り合うことができるということでした。
昨今の技術革新により当たり前ではありますがメッセージなどは無料で何文字でも送り合うことができます。
そんな中レターポットではあえて1文字あたり税抜きで5円相当だったり25円、場合によっては50円相当でメッセージを贈る。
このことがどういった意味を成すのか、またどんな可能性を秘めているのか。
僕の最初の着目点としては、
普通のメッセージは〈送る〉
レターポットでは〈贈る〉
この漢字のニュアンスはあとでテストに出そうなくらい重要な気配がビンビンするような気がしてならないことでした。
ワクワクしながら一旦ツイッターを開き、以下のようなツイートをしてみます。
『キンコン西野さんのレターポット。世界観が好きという理由だけでひとまずアカウントつくってみました!勉強しながら色々な素晴らしさを見つけていこうと思います!既に見つけている方は是非教えてください笑
#レターポット』
するとすぐさま反応が続々とやってきました。
それもリツイートやお気に入り、今までの適当な生活ツイートなどからは想像もつかない数の反応、、、
驚いていた束の間、レターポットから通知が!
やってきました!初レター!
内容は以下の通り、
『まずはWelcomeレターです。
使ってください^^』
これは嬉しい!
おそらくレターポットを使いこなしていらっしゃるであろう方がツイートを見て贈ってくださったものだと思われます。
いつのまにか僕のアイコンの下に〈130レター〉と残高のようなものが明記されました!
ここまでのスピード感、ものの5分と経たない間でのことです。
改めて〈すごいな!〉という実感とともにレターを頂いて嬉しい反面で〈ステキな焦り〉のようなものを感じました。
ステキな焦りとは具体的に言うならば〈頂いたハッピーを返さなくちゃ!〉という感覚です。
ただ『使ってください』と仰っていただいたので僕の持っている130レターのうち、100レター分くらいは返事に使って残りの30レターを別のどなた様かに贈ろうと思いました。
ハッピーの連鎖を行なっていく楽しさ!その当たり前のような新発見!
半面で恥ずかしながら日常の中では簡単そうで中々できていない場面も多くあるのかなと反省できた田名崎でした。
はじめてのレターポット体験記 田名崎剣之助 @kennosuke-tanazaki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。はじめてのレターポット体験記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
俳句スイッチ・エピソード参/来冬 邦子
★34 エッセイ・ノンフィクション 完結済 17話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます