北メルクトの森への出撃
そして、翌日。北メルクトの森へと、セイル達は到着していた。
ちなみにだが他のメンバーの能力は現在、この通りだ。
王国魔法兵イリーナ ☆☆★★★★★
レベル14/30
魔法攻撃:700(+255)
物理攻撃:0(+15)
物理防御:60(+74)
魔法防御:350(+260)
【装備】
・ミスリルの杖(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・カオスアイ(☆☆☆★★★★)(レベル10/50)
・防毒の護り(☆☆★★★★★)(レベル1【MAX】)
【アビリティ】
・毒確率減少(小)
・【未開放】
【魔力属性】
・闇
暗殺者ウルザ ☆☆☆★★★★
レベル12/50
物理攻撃:680(+190)
物理防御:250(+61)
魔法防御:250(+31)
【装備】
・鋼の短剣(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・隠密服(☆★★★★★★)(レベル10/20)
【アビリティ】
・暗殺者
・闇纏い
狩人エイス ☆☆★★★★★
レベル10/30
物理攻撃:600(+260)
物理防御:100(+92)
魔法防御:10
【装備】
・鋼の弓(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・布の服(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
召喚士クロス ☆☆☆★★★★
レベル7/50
魔法攻撃:210(+100)
物理防御:10
魔法防御:370(+100)
【装備】
・召喚書(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・布のローブ(☆★★★★★★)(レベル10/20)
【アビリティ】
・白の護法陣
【魔力属性】
・光
王国重装兵ガレス ☆☆★★★★★
レベル4/30
物理攻撃:150(+280)
物理防御:350(+610)
魔法防御:50
【装備】
・ハルバード(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・ビッグシールド(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
・スーツアーマー(☆☆★★★★★)(レベル10/30)
王国神官オーガン ☆★★★★★★
レベル5/20
魔法攻撃:350(+100)
物理防御:50(+220)
魔法防御:120(+100)
【装備】
・鉄のメイス(☆★★★★★★)(レベル10/20)
・鋼の盾(☆☆☆★★★★)(レベル10/50)
・神官服(☆★★★★★★)(レベル10/20)
【魔力属性】
・光
実際にはこのうちウルザ、エイス、ガレス、クロスは王都待機チームなので、この場には居ない。
幸いにもアンゼリカには簡単に話が通り、4人は今は王宮で待機している。
……まあ、あまりにも話が簡単に通り過ぎたのが不気味ではあったのだが、アンゼリカ曰く「優秀な護衛をタダで雇えるようなもんじゃからのう」との事ではあった。
流石にそれを真に受ける程セイルも純粋ではないが、ひょっとするとアンゼリカにも思うところがあるのかもしれないとは考えていた。
それが今回の盗賊、ひいては呪術士騒ぎに関連したものかまでは分からないのだが……。
「さて、イリーナ。どうだ?」
「……森のあちこちから闇の魔力を感じるです。そんなに強くはないですけど」
「ふむ」
クロスやイリーナ、オーガンの統一した意見ではあるのだが、呪術士の魔力自体を探知するのは難しいらしい。
余程強く魔力を放出しているのであればともかく、普通は体内で循環する魔力を外で感知できる程放つような真似はしないという。
そうした場合、余程近くまで寄らなければ感知できるようなものではない……らしい。
故に今イリーナに探知させたのは、呪術士の魔力ではない。
「てっきり、自分をカースゴーレムみたいなので守らせてると思ったんだがな」
「でも、何かはあるです……」
何か。つまり呪物だが、それがカースゴーレムのような何かなのか……あるいは呪いの罠なのかは不明だ。
「まあ、呪いだとしても平気だろう」
「そうじゃのう。この程度の魔力の呪物であれば問題ありませんぞ」
胸を叩いて請け負って見せるオーガンに頷くと、セイルは森の中へと一歩踏み出す。
隊列はセイルが先頭、アミルが最後尾。
その間にイリーナ、オーガンという順だ。
「さて、確かこの森にもゴブリンが住んでるんだったか」
北メルクトの森も、基本的に生態は変わらない。
流石にまた放置しているということはないだろうが……などと考えるセイルだが、ゴブリンの死骸が転がっているのを見て眉を顰める。
「これは……剣傷か。あの自称勇者達か?」
「一太刀ですのう。言うだけの腕はありそうですが」
セイルの視線の先の死骸を見てオーガンも頷く。
他にも幾つか死骸は転がっているが、魔法によるものか岩に潰されたような死骸もあった。
これがあの自称勇者パーティがやったことなら、確かにこの先に彼等は進んだのだろうとセイルは考える。
「とにかく、此処に来たのは確かなようだ。警戒しながら先に進むぞ」
カオスディスティニーの呪術士には死骸をアンデッドにするような能力はなかったが、この世界ではどうか分からない。
油断しないようにセイルは進み……そして、更に進んでいくと、道中で何度か同じような死骸を見かけるようになった。
それはゴブリンだけではなくウルフのものもあったが、然程数が多いわけでもないようだ。
「こちらでは適度に討伐されているという事か……?」
「かも、です」
言いながらイリーナは周囲の魔力を探るように見回し……ピクリと視線を左へと向ける。
「セイル様! 何か……来るです!」
「アミル!」
「はい!」
素早くミスリルの盾を構えたアミルはイリーナとオーガンをガード出来る態勢に入り、セイルもイリーナの示した方向を注視する。
ザザ、ザザ……と。
森の草を掻き分け、踏みつけて何かがやってくる。
やがて視認できる距離にまで近づいてきた「ソレ」は……闇色の、人形のような何かだった。
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