『Fire Emblem Engage』、買って遊ぶ予定の人は読まないでください

 でも良すぎたから感想書いとくね。


 第11章〜〜〜!!! おのれェ〜〜ッ!!! 面白すぎる。「ゲーム」として凄すぎる作り。これDLC無かったら、ホントに針に糸通すようなプレイングを要するのではなかろうか。つって、俺もまだクリアしてないが。クリアまでの「道」は見えたので、今日はやめてこれ書いて寝ます。


 あのー、まず、このゲームってどういう仕組みかというと、「紋章士」という過去作の主人公の姿をした強力なスタンドみたいなやつらがいて、ストーリーを進めていくとこの「紋章士」が増えてくのね。で、この紋章士と「エンゲージ」をすると、アホほど遠くまで走れたりとか、ワープして回避・反撃不能の魔法をぶちかますとか、殴られても一発は絶対死なないとか、全体を全回復するとか、そういうバカ強力な能力を多少の制限はありながらも使えるわけ。


 ほいで俺なんかはDLCも買ってるので、ちょっとレベルも上がってるし、紋章士も余計にもらってるので、更に余裕がある。ってなわけで、10章と11章は連戦だ! 気をつけろ!! ってマルスのお兄ちゃんが教えてくれていてもなお、やや育て中のメンバーを加えて10章をプレイしていた。で、10章もまあまあむずくてね。ボスが三体いるんだが、一体目が凶悪で、何回か「竜の時水晶」(時間巻き戻しアイテム)じゃないリセットをかけてまで、なんとか倒した。でもまあまあ、最後の方はわりに余裕でね。な〜んだ、マルスは撤退しろとか言ってたが、全然勝てるじゃん。日和ってる奴いるぅ? 居ねえよなぁ!! みたいになって、クリアした、ところ。


 物語冒頭で一回は倒した「邪竜ソンブル」が目覚める。それを目覚めさせた邪悪な王が食われる。あるある〜wとか思って余裕で見てたら、このスーパー強力な「紋章士」たちが奪われる。ハイハイなるほどね。そういう展開な。でもここで、俺たちの【絆】の力が作動して、みんな取り戻すんでしょ?


 とか思ってたら、マジで帰ってこねえでやんの!!!!!


 「竜の時水晶」も奪われてやんの!!!!!


 やっっっば。リュール(主人公)が膝から崩れ落ちるのだが、俺も遅ればせながら崩れ落ちましたね。おいおいおいおいおい。しかも、ユニットの入れ替えができねえンすよ。ミカヤとシンクロしてたおかげで杖使えてたやつとか、今や何もできない。やばいやばいやばいって。


 そんでもなんとかかんとか進軍してるが、まあ俺は今までなんて酷いことをしてきたのだ……って思ったよね。突然目の前に現れ、反撃・回避不能の魔法をぶちあててくるやつ。殴っても戦闘開始前にHPが20%残ってたら絶対その戦闘では倒せないやつ。森をものともせず、ヤバいスピードで進軍してきて、こっちの雑魚を的確に狩るやつ。なんか遠距離反撃もできる、必殺15%くらい持ってるやつ。。


 今まで俺がやってきた行為を嬉々としてやられる恐怖。俺が何をしたって言うんですかァ……。オルステッドの操るオディオーズに襲われてる主人公の気持ちというか。。そんなです。


 で、なんせ一回ミスって一人死んだら、もうリセットするしかないわけ(いやまあそいつを見殺しにして進むならリセットしなくてもいいが、その覚悟はできないですよ)(ただ、今作はシンプル適正レベルキャラが続々加盟してくるんで、多分「それ」は想定範囲内なのだなあと思う。キャラロストさせまくっても、極力詰まないようにはできてて、この……レベルデザイン上手チームッ!! って怒りすら覚えるほど「的確」)。ヒィ……ヒィ……もう無理だ……もうワープでリュール飛ばすしか……って飛ばしてみたら、なんとですよ。


 君は〜♪


  た〜お〜れ〜た〜敵に〜

     手を差〜し伸べ〜 許す〜だ〜ろ〜


 おーおー 勇者よ〜


  今は〜真っ直ぐに〜逃走はしれ〜

  


   道の果てで 花が震え 君を待ってる


   走れ! 走れ! 走れ!

    進め! 進め! 進め!



           急げ


 みたいになってさあ。うおおおおおおおおおおおああああああああってなりましたよ。まあ、しんがりを務めてくれていたルイくんが、動き出した邪竜にこんがり焼かれてしまったので、もっかいやり直しですが。いや、これねえ、ちょっと迷うところですよね。一期一会の「物語」を重視するなら、俺はルイの死を抱えながら戦うべきなんだろうなぁと思う。でも俺はそこまで物語に殉じることはできないよぉ。できないんだよぉォ。ヨホホホホ……。


 と言うわけで、クリアの道は見えたんで、今日後でクリアするつもりだが、いやーすごかった。すげえ体験をしたよ。よくできてんな〜。ホントに。読んじゃった人で買ってない人、記憶を封印して買ってやって欲しいよ。



 ところで、実はそのー、DLCの紋章士は、奪われてないので使えるのよね。それはちょっと救いではある。それも封印してたらどうなるんだろう。ちょっとだけ体験してみたくはあるな。そんな感じでした。これは良ゲー。バランス調整の鬼。ほんでこればっかりは、ノーマル/ハードで一周やって「ああ〜」ってなってたら、ルナやり直す時には覚悟できちゃってるわけで、ルナ初見でやった人にのみわかる「ビッタシ難い〜」の感覚。よくできてんな。ホントに……。


 一応、あまりの絶望にセーブファイルは分けておいたのだが、親切にも「連戦の最初に戻る」も選択できるようになってる。きめ細やか〜に言い訳を潰してくるな。テンプテーション見切ってなくて七英雄の前でセーブしちゃったら詰みじゃん、クソゲー、という言い訳が効かないように作られている。その「優しさ」「配慮」がよぉ……! 俺から言い訳を奪ってるんだよお!!! いいゲーム!!! くっそ〜。


 ハーア。ホント買ってほしいです。感想聞かせてください。

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スーパーファミコンと私 雅島貢@107kg @GJMMTG

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