女性だけの街

ともども

女性だけの街

 この東京特区が女性だけの街となってから、はや十年が経過しようとしていた。きっかけは世界中でなぜか子供が生まれくなったこと。結局、その異常事態は十八年続くことになったけれど、ある遺伝学上の発見によって奇跡的にその幕を閉じた。その発見とは人の完璧な無性生殖を可能とする「ヒト因子」の発見。ガン細胞を改変することによって生み出されたその「ヒト因子」はテロメアの摩耗やクローン病などの遺伝的欠陥を引き継がない完璧な人間の素であり、人類はこの「ヒト因子」を用いた「ヒト因子継承プロジェクト」によって滅びを運命をみごと回避するに至る。しかし「ヒト因子」には一つ重大な欠陥があった。それは「ヒト因子」によって生殖される人間は女性しか生まれないということ。かくして人類は滅びの道こそは回避したものの、この女性比率90%超社会という新たな問題へと直面することになったのである。2050年出版「東京という街」より……。

 

「――だってさ。」

 通信の向こうでカナミがそうぶっきらぼうに言った。

「へぇ」

「へぇ、じゃないよ。聞いてた? わたしの話し」

「聞いてたよ」

 ぼくはそう応える。

「それ、聞いてる人の答えじゃない」

「ふーん、そ」

「もう、なんであなたはいつもそうマイペースなのかしら」

 カナミがため息をついた。通信越しだけど、それはすごい盛大で。ぼくはたぶん失望されたんだろう。

「なんでって言われてもさ、応えられないよ」

「そんなことない」

「そうかなぁ」

「そうよ」

 カナミいつもこんなふうに断定口調でしゃべる。決断をする立場上、こういう思い切りの良さが必要なのだ。

「うーん」

「言いたいことあるなら、ちゃんと言いなさよ」

「ん、ない」

「もう……」

 またしてもカナミは溜め息をつく。ぼくもぼくで何か言おうとしていたけれど、ややこしくなるだけなのでやめた。ぼくはややこしいのが嫌いだし、カナミが口やかましいのは今に始まったことではない。

 それでもカナミは不満なようで、

「ねぇ、もう少しあるでしょ。なんで~とか、どうして~とか」

「それ、どっちも同じ」

「そういうことには目ざといのね」

「単に事実を指摘してるだけなんだけど」

「そういうのが目ざといって言うのよ」

 実際、ぼくは目ざといのかもしれない。いまの社会で単なる事実を指摘していたら、それこそ砂漠の砂粒より、ぼくは多くの事実を指摘することになる。もちろん「間違っている」という事実を。

 でもぼくはそうはしない。そうしなくとも器用に事実から目を背けて、のらりくらりと生きていけるから。そのことに耐えられなくて命を絶った仲間たちはきっと目を背けられなかった人たちで、そしてぼくは生きている。だから多分そういうことだ。

 うんうんとそう頷いて、ぼくは納得しておく。ぼくは目ざといやつだ。

「ねぇ……ヒロはさ。わたしたちがこれからやることに少しでも理由わけを付けたいとは思わないの?」

 カナミが真剣そうな声で言った。

理由わけ?」

「そ、理由わけ

 ぼくはそこで少し考える。考えて、

「いいや」と応える。

「死んじゃうかも……しれないんだよ」

「そう……かもね」

 死ぬ。確かにそうだ。思いのほか実感はないけれど、

「だったら自分の死に意味があったって、少なくとも無意味じゃなかったって、そう思いたくないの?」

 ぼくはそこでまた考えた。考えて、

「ぼくはそういうの興味ないよ。知ってるでしょ」

「もういいよ。ヒロの馬鹿」

「そうだね。ぼくは馬鹿だ」

「そういうことじゃない……」

「じゃ、どういうこと?」

 カナミが潤んだ声で言った。

「わたしは死にたくない。ヒロにも死んでほしくない」

 今度は考えずに言った。

「大丈夫。実行部隊のぼくらが成功させれば、基地に追手がくることはない。カナミは死なないよ、保証する」

「ばかっ……」

 そう言ってカナミはシクシク泣き始めてしまった。

 ぼくはそこで困ったなぁと首を傾げてしまう。当然通信越しにはそんな仕草は見えないけれど、それでもこういうとき慰める言葉を持っていないのはすごい困ってしまう。

 だからぼくは約束することにした。

「ねぇ、カナミ一つ約束してくれない?」

「……」

「聞いてる? 聞いてなくても続けるけどさ。ぼくが帰ってきたときのために、ぼくの好きなクレープをいっぱい焼いておいてほしいんだ。とびっきりクリームが一杯のった」

「……」

「カナミ?」

 少しだけ間があった。

「いいよ。焼いておく。だからちゃんと帰ってきてね」

「もちろん」

 そう応えるカナミの声がいつも通りでぼくは少し、いやだいぶ安心する。これで心置きなく作戦に臨むことができるってもの。

 でもそこでカナミが思い出したように、

「ねぇ、ヒロ――いやヒロミさ……」

「なに」

「あなた、その『ぼく』っていうのやめたら?」

 それは唐突な指摘だった。

「なんで」

「なんでって、おかしいからよ。女のくせに『ぼく』なんて、それは男の人の人称でしょ?」

 ぼくはそこで考える。だいぶ考えてから、

「でも、ぼくはぼくだよ。男とか女とか関係ない」

「ふーん、ま、別にいいけどね……もう時間よ」

 時間――ぼくはそこで立ち上がって目の前にそびえる光景へと向き直った。


 そこにはクリーム色の建物がいくつも連なって、遠く地平線の彼方まで広がっていた。高さはどれも三百フィートほどで、一つだけ高かったり、またその逆であったりすることはない。どれもが均等、どれもが均質に同じのっぽな壁面を空に曝していて、たぶん空の方から見たら、気持ち悪いほど、その先端がこっちに迫ってくるような錯覚に襲われる。

 その中でたった一つ、さっき均等と言っておいて悪いのだけれど、一つだけ他とは高さも大きさも違う建物がある。それは他の塔の十倍も高くて形は六角形。その壁面に様々なアラベスク模様を湛えていた。でもそれらが一つ一つ浮きがったように構造を得ているものだから、横から見れば蔦や葦のように見える。

 カナミいわく、それは生物的特権を持つカオス象徴建築。

 カオスであることが生き物の特権であるということに疑う余地はない。ぼくらは二十歳を迎えるまでは成長し、成長は細胞の分裂を誘発し、細胞の分裂は不規則な――予測できないカオスな状態を生命に及ぼす。

 それでも、そのカオス象徴建築の奇妙に折れ曲がった壁面の節々には磨き上げられた大理石の滑らかさ。強度の関係で中途半端にジオメトリックであることを余儀なくされた外壁に伝う各種、配線や通気口の無骨さ。

 それらが生き物的であるかと問われれば、ぼくはたぶん首を横に振るだろう。

 でもここでカナミが、そしてぼくが言いたいのはそういうことじゃない。ぼくが言いたいのはカオスであることは、生き物であることはこの社会ではもはや特権であるということだ。

 性差がなくなったということはつまり生殖がなくなったということ。生殖がなくなったということはつまり生き物であることが特別であるということ。そして生き物とはかくもカオスであること。

 だからこそ「カオス」であることは、この2118年のフラクタル社会では間違いなく稀少で、特別選ばれたということで、この建物はその権威を誇示するために意図的にカオスであるよう仕向けられている。

 それがこの社会の縮図。二十歳になると「ヒト因子」培養のため、ガン細胞を埋め込まれるぼくたちの縮図。

 その縮図ではぼくらの人としての尊厳は二十歳でピタリと失われる。命まで奪われることはないのだけれど、その代わりにぼくらは人としての在り方を剥奪される。


 それは――政府にとっては――簡単な理屈らしくて、清らかな「ヒト因子」抽出のためには政府は埋め込んだガン細胞に予期せぬ変異を誘発しないよう工夫する必要がある。で、突然変異とかそれらの細胞劣化の原因はというとみんなご存知の通りストレスだ。正確には刺激という意味でのストレスであって、特に精神的なものを指しているわけじゃない。ストレスとは寒暖差や物理的刺激、放射線や化学物質、口に入れる食べ物すべてに対して人体が当然取り得る適応だ。

 ではストレスのない生活とはいったいどういうものか。ぼくらの政府っていうのはそれを究極的なまでにとことん追及していった。


 ストレスのない生活には依存が生じるような味覚や嗅覚などの刺激はいらない。食事はすべて点滴で、空腹を感じる機能は脳から奪われている。

 ストレスのない生活には、聴覚や視覚に必要以上の刺激を与える景観もいらない。緑色が目に優しいっていうのは科学的には根拠はなくて、だからぼくらの街は全身クリーム色のモノリスで、その表面には紫外線や放射線を吸収する塗料が塗りたくられている。

 ストレスのない生活には、必要以上の代謝はいらない。ぼくらの身体には、ぼくらの代わりに代謝する「メタボリック・デバイス代謝する分子群」が埋め込まれいて、皮膚の代謝もないものだから、みんながみんな陶磁器みたいに真っ白だ。

 そして最後に、ストレスのない生活には「感情」はいらない。あらゆる精神的ストレスのもとは突き詰めれば「何かを感じる」ことであって、そのための機能はストレスのない生活には必要ない。


 ぼくらは社会では十分大人になると、つまりは二十歳になるとこのようにストレスのない生活を強要されることになる。ぼくらの親も、その親も、さらにその親もその生活を続けてきたし、ぼく自身もそして僕の子供も、孫も、ひ孫もたぶんそういう生活をすることになるだろう。

 そう、このフラクタル社会が続くことになれば……。

 だからこそ、ぼくら不特定多数は立ち上がった。立ち上がってこの社会に反旗を翻そうと結束した。二十歳以下のそういう子供を集めて反抗組織を作った。

 「かよわき少女連盟」――それがこの組織の名前。誰が決めたかは忘れたけれど、その構成員はいずれもこの目の前に広がる均一な建物のあいだを行ったり来たりするだけの生涯は嫌だと、そう嘆いたかよわき少女四十二名の同志たち。 

 実行部隊を率いるのはこのぼく、ナオタカ・ヒロミ。組織の頭脳である支援班を率いるのはヒイラギ・カナミ。

 ぼくはいま十七歳で、カナミは十九歳だ。カナミにはあと一年しか猶予は残されていない。上級メンバーのほとんどは昨年のメタボリック・デバイスの更新期限の前日、十九歳でいられる最後に日に皆でそろって自殺した。そんなふうに社会に取り込まれるのは嫌だと、ガン細胞が自分の首のリンパや乳房にでかでかと巣食って、あまつさえそれを受け入れられるように心が強姦されるは嫌だと、そう言って手を繋いで学校の屋上から飛び降りた。


 そこでぼくは考える。ぼくはどうだろうか? ぼくはそれが嫌なのだろうか。たしかに自由じゃないのは嫌だ。でもそれが命を失うことより嫌かと問われれば、少し答えに窮してしまう。でも、そうやって嫌だ嫌だと泣く友達が、仕方なく心中を選ぶような社会はどうかと問われたら、ぼくは嫌だと、許せないと声をあげるだろう。カナミがあと一年でそうなってしまうというのなら、ぼくはそれを絶対に認めないし、もしそうなるというのならどんな手段を使ってもそれを止める。

 だから、そういう世界を象徴するこの建築をぼくは許さない。その建築に内包された「世界の在り方」というのもぼくは許さない。

 そして、そういう世界の在り方というのを決めている賢人たちがあの巨大な六角形の建物、カオスの権威をその身いっぱい引き受けた「恒常省ミニストリー・オブ・ホメオスタシス」の145階にいる。だったら、やることは決まっていた。


 ぼくはメタボリック・デバイス(代謝する分子群)が腕に浮き上がらせた時刻表示を見て、そろそろ作戦の決行が近いことを確認する。同時に背中にスリングで回したハーケン銃を手に取って、ポケットにはお手製の粘着型爆弾があることを確認する。

 そしてぼくは「恒常省」の145階の窓を注視した。ぼくの回りには同じようにその窓を注視する同志三十五名がいるはずで、ちょうどぼくのように最後のブリーフィングに望んでいるはずだった。

「ヒロ、これが最後の確認よ」

「うん」

 ぼくはうなずく。

「作戦時間は一四:〇〇。陽動犯が一階受付を爆破し、警備員をそちらに集中させる。同時に体内のメタボリック・デバイスを一時的にハッキング。奴らの索敵と警報機能を回避します」

「うん」

 ぼくはうなずく。

「その際、体調整機能が一時的に失われるから、吐き気や眩暈なんかを感じるだろうけど我慢してちょうだい。そしたらあなたたち実行犯は「恒常省」の一四五階、窓から侵入。ビルの窓は耐性ガラスなので粘着爆弾でこれを破壊。そのまま既定の要領で合流後、警備員を突破して現在行われている「賢人会議」会場に侵入。党員と報道陣を拘束し、わたしたち「かよわき少女連盟」の声明文を世界へ向けて発表する……以上よ」

 カナミがそこで言葉を切る。ぼくはうなずきはしないものの代わりに少し笑った。

「なによ……」

「相変わらず無茶な作戦」

「うるさいわね。もうこれしかないのよ」

「わかってるよ」

 ぼくはうなずく。わかってる。この作戦はなによりぼくがやろうと言った作戦だ。ぼくらには時間も、資源も残されていない。だからこの作戦が最大の、そして最後になるぼくら「かよわき少女連盟」の反抗作戦となるだろう。このクーデターに失敗すれば、ぼくらは皆おわりだ。死ぬもいれば、死ぬことはないけれど矯正施設で死んだように生きることになるもいる。そしてぼくらのような弱き者の居場所はこの世界から永遠に失われることになる。

「ねぇ……」

「なによ……」

「この作戦、ぼくは絶対に成功させるよ」

「……あたりまえよ」

「そっか、あたりまえか……」

 またしてもここでカナミは泣いていた。みんなの前ではいつも気丈としているくせに、ぼくの前ではすぐに泣くのは何か理由があってのことなのだろうか。でも、たぶん理由なんてないのだろう。ぼくがカナミを死なせたくないのと同様に。

 それを伝えたくて、ぼくは最期に言う。

「ぼくはさ、この世界をみんなが、カナミが死ななくてもいい世界に絶対してみせるよ……」

「え……」

「じゃ、切るね」

「ひ……ヒロ! まって、わたし、あなたのことっ――」

 ぼくはそこで通信を切った。同時に「恒常省」の階下に凄まじい轟音が響き、もくもくと煙が上がった。


 ――作戦開始だ。

 ぼくは手に持ったハーケン銃を構えて「恒常省」の145階部分に撃ち放った。撃ち放ったボルトがしっかり外壁に噛んでいるのを確認するとそのまま自分のいたビルの屋上を蹴って、ターザンロープの要領で飛び出した。

 直後、高度三百フィートの冷たい風が頬を打ち。轟々と唸る風切り音だけがぼくの世界となる。その最中、どんどん大きくなる「恒常省」のビル壁面に向かってぼくは粘着爆弾を投げつけた。そして起爆。

 ぼくはそのまま爆破された壁面から立ち上る煙に向かって突進していった。煙を抜けて束の間の思い出したように重力がぼくの身体を捉えて、すぐ下方に向けてぼくの身体を突き落とす。

 目を瞑った先でぼくは着地の衝撃を足で感じ取った。まだこの痛みを感じ取れるだけの感覚器官がぼくにあることを痛いくらいに痛感しながら。

 そして顔を上げると同時にまだ粉塵が舞い上がる向こう側へと向けて抜き放ったサブマシンガンを撃ちまくる。灰色の煙の中でも目立つ「恒常省」警備兵の白い制服を次々と狙い撃っていく。相手の装備は警備兵といえど暗視装置などで高度に軍事化されている。躊躇ためらえば、こちらが蜂の巣だ。

 そうしてぼくは撃って撃って撃ちまくった。マズルフラッシュがまるでストロボのように倒れていく警備兵を映し出し、ぼくはその光の合間を疾走しながら、銃を撃ち続けた。

 そうしてあらかた侵入した部屋の制圧した頃、ようやくメタボリック・デバイスを切ったことによる弊害が出てきた。吐き気と眩暈だ。朦朧とする意識の中、ぼくは警戒だけは怠らず部屋の真ん中へと歩いていく。

 作戦では、ぼくの侵入したこの部屋は警備兵の屯所で、作戦上もっとも重要な攻略拠点の一つだった。ここが制圧できたということは相手側の戦力を大いに削ることができたということだが、どうにも腑に落ちない。

「敵の数が少ない……」

 そう圧倒的に敵の数が合わないのだ。屯所には警邏を待つ警備兵が少なくとも二十人はいるはず。対してぼくが無力化したのは十人ほど。警報が出たといえ階下が爆破されてから、まだ一分も経っていない。これではここを無力化した意味もない。

 そこでぼくは違和感に気付く。硝煙でいまだ靄のかかる部屋を見渡して、ぼくはその違和感の正体に気が付いた。

 そこには扉があった。工作員が手に入れた情報が正しければ、この部屋は警備兵の屯所でそれ以外の場所にはつながっていないはず。だからあんな扉があるのは絶対におかしいはずだ。

 ……確かめなくちゃいけない。

 ぼくはこのとき半ば朦朧としていたように思われる。実際、体内のメタボリック・デバイスが体調整機能を放棄していたので、血圧が上がっていたんだろうけど、それでもぼくは何か予感のようなものに突き動かされ、扉のノブへと手を掛けていた。

 そして、ノブをひねる。ノブは苦も無く回転しクリーム色を基調とした扉が開け放たれる。

 そして、そこには……。

「なにもない……」

 部屋の中には何もなかった。ただポツンと椅子が一つ置いてあるだけでそれ以外はただの普通の部屋だ。

 と、そのときぼくの真後ろで物音がする。しまったと思った。誰かがぼくの開けた扉の後ろに隠れていたのだ。ぼくは急いで銃を構えると、その人物に向けて銃口を向けた。

 そこでぼくは驚愕することになる。

 銃口の先にいたのはなんと子供の女の子だった。

「こども……?」

 年は十か十二ぐらいだろうか。身長はぼくの半分くらいで、服はいたって変わりないフラクタル社会共通モードであるクリーム色のワンピース。髪はそのまま下し、腰まであろう金髪が煤で少し黒みがかっている。

 でも一番の特徴はそのお腹だった。

 少女のお腹はまんまるとバスケットボール大に膨らんでいて、そのポッコリとした膨らみがワンピースをわずかに押し上げている。

 少女はなんと妊娠していた。およそ百年間、人類では確認されていないはずの自然生殖による子供を宿していた。

「きみはいったい……」

「わたしはマザー……あなた、わたしをここから連れ出してくれる?」

 

 そうして、ここからぼくの本当の戦いが始まる。人類の未来と小さな少女をめぐるぼくの大きな物語が……。


(続かない)

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女性だけの街 ともども @ikuetomodomo

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