淡々と語られる物語。現実と現実の狭間に迷い込んだかのような感覚になります。不思議な読後感に、次の話がすぐ読みたくなりました。ほんのり切なくなる話を読みたい時には是非お勧めです。
世界の狭間にある図書館と繋がる栞を手にするところからお話はスタートします。第1話を拝見して、これから短編がいくつも掲載されていくのでしょうが、もし自分が栞を手に入れていたら楽しそうだと感じました。ネタバレになりますが黄色い花が枯れた後にあの世で女の子に再開するどんでん返しにはしてやられた感とハッピーエンド感で読後は気持ちの良い気分になります。ぜひ長く続けて頂きたいです。