応援コメント

【緊急補足】みんなの大疑問「なぜロシア経済はいまなお崩壊していないのか?」の謎を解く(前編) ←ルーブル買い支えているから」への応援コメント

  •  引用失礼致しますm(_ _)m

    >70年代〜80年代前半はドル(米国債)をガンガン買いまくり、結果として円が市場にガンガン出回ったので「円安」。この円安は主に輸出企業を支援するための介入であり、米国が「貿易黒字が溜まってんのに円安はおかしいだろ!!」

     あの……もしかして、学校で習ったのか、何かで読んだのかは忘れてしまいましたが……当時の日米貿易摩擦の原因ってこれです……かね?



    作者からの返信

    そうです。まさに「これだけ」です…m(_ _)m ←原因

    日本の製品は確かに質が高く、出来が良かった。そのため海外〜特に米国で売れた。この時、多額の米ドルの収入が日本に舞い込んできた。しかし日本はドル圏ではなく「日本円」の経済圏なので多額のドルを円に換金する必要があった→円高。この円高圧力のために日本の製品は単価上昇により「売れなくなる」恐れがあった。これを阻止するために日銀が多額のドル購入を進めた。そのため日本円は常に円安になり、同時に日本に中央銀行由来の多額の円がバラ撒かれた(ハイパワードマネー)。この結果、日本の市場に「円=カネ」が溢れかえり激しいインフレになった後でバブル景気になった…というのが1970〜80年台前半の出来事です。

    こうなると「日本製品は安い価格で世界中に売れる→多額のドルおよび外貨が手に入る→このカネを元手に為替介入続ける→円は安いままなので日本製品は安い価格で世界中に売れる→多額のドル〜」の無限連鎖講で「際限なく日本製品が世界中に濫れるだけでなく日本が米国のドルを全部引き抜いちまうではないカー(大げさ)」と大激怒したのが米国ということです。そのため貿易不均衡是正という名前で為替介入をやめさせることがレーガン政権での一大テーマとなりました。米国が発狂してトヨタとかホンダの車の上に乗っかってハンマーでひっぱたいていた白人労働者達…というのは「本当」です。ワイも子供の時、見ましたので…m(_ _)m

    今の中国みたいな立ち位置でした。当時はワイも子供だったので「アメリカ、第二次世界大戦の時と同じように日本が勃興してくると叩き潰しにかかる『悪の帝国』みたいなヤツらやな〜」と漠然と思っていたものでしたが、その後、「日本が為替介入した挙句、バブル崩壊して国家破綻の寸前まで逝っちまった自滅やんけ…(゚д゚)!?」という事に気づきました(爆

    バブル崩壊の後、いまでも苦しいのですが(これは流石に長すぎとは思うのですが…)、まさか70年台のツケをいまでも払い続けることになるとは…(呆然

    為替介入って、このくらい国家にリスクを与えることなんですよねぇ…(しみじみ