応援コメント

§8-4-4・教育バウチャー制度による子供の利得について〜その1 ←子供が教師を選ぶ」への応援コメント

  • これ、私の発想であると同時に薄々感づいてる方も多いでしょうが・・・
    教育と国家の兵役は歴史的に見て似てるのではないかと思います。
    兵役の歴史を見ると傭兵と徴兵、プロを雇う部分動員と総動員が交互に行われています。
    教育もまた、国家が民間に丸投げする場合と、国家が全責任を負う代わりに義務教育を施す事が交互に行われています。
    あの米国でさえ、民間の割合が増えて貧富の差や知的水準の格差が問題になると、国家が格差を是正しようと動き、ある程度国家が介入すると予算の関係や教育の質の低下で今度は民間に任せる。
    ガミ公様の提言は丁度今のタイミングゆえの問題蓄積に対する対策ではないかと思います。
    思うにこれは海の波の満ち引きの様なものではないか?
    私はそのように感じます。
    恐らく、私と異なる見解、問題を詳細に分析してのコメントが来るかもしれませんが、私は歴史の大きな流れの視点から正解、不正解ではなく現象として捉えているのでもしかしたら見解の相違があるかもしれません。
    とはいえ、今の国家の中の人の能力と人格の腐り具合を考慮したら私も彼らの力を削ぎ、よりましな人材に教育を委ねることに賛成なので協力したいと思います。

    作者からの返信

    カクカイ様…m(_ _)m
    いつもありがとうございます(^^)/

    この問題、「わかりません」です…m(_ _)m
    非常に深い哲学的・歴史的な考察が必要かもしれないと思うからで、その知恵はワイにはありません。ワイは単純に市場原理を導入した方が「資源の最適化」が図れることと、教育現場の混乱をこのまま放置するのはまずいという思いからだけです。ワイの考え方は極端すぎるのだろうとは思うのですが、日本の場合、私塾や予備校という完全民間企業が隆盛を極め、その結果も大変よいのだから、このシステムを正規システムに格上げする方がよいと考えているだけです。

    こういう塾のようなシステムが、これほどまで高度に展開しているのは欧州ではフランスくらいなものではないでしょうか? 他方、アジアにおいては結構普通にみられる光景です。なら、一定程度の安定性のある永続可能なモデルであり、この結果もよいのならば、正規教育とすべきと思うのです。このためには「義務教育の下に組み込む」ではなく、義務教育を辞めるというのが唯一の正解になります。理由は簡単で、義務教育というアンシャン・レジームにおいては、学校制度がピラミッド化した階層社会であり、新参者のシステムは全て「まずは最下層におかれる」からです。理不尽です。能力で図られているわけではないからです。たとえていうならば、ヨーロッパにおいて日本という途上国の新参者は「ヨーロッパの下層」しかし天皇家だけは各国国王・女王と同格…という扱いでは「庶民である我々には意味がない」ということです。始めから我々の実力・能力にふさわしい地位が与えられねばなりません。有能ならばなおの事です。その方が彼らにとっても誰にとっても利益になるからです。これが教育バウチャー精度が既存の制度に取って代わるべき概念の一つです。

    とはいえ、カクカイ様の意見に反対する(or賛成する)ということではありません。特に「海の波の満ち引き」に関しては全面同意です。左右への揺れ動きということなのでしょうね…( ・ั﹏・ั)