応援コメント

§4-2-5・もう一つの2200年〜全地球規模全天打撃全面連鎖破綻への道orz(その5)_2200年から振り返る、2008年のリーマンショックの真の姿」への応援コメント

  • 人類が体験した事のない、世界規模の究極の経済破綻。
    ガミラスなんかどうでもいいと感じるぐらいの、大打撃。
    ヤバいですよね。
    それこそ、物々交換しか行えない!
    経済終わっちゃう。

    作者からの返信

    ぬまちゃん様…m(_ _)m
    いつも本当にありがとうございます。相互フォローで作品、読ませていただいております。これからもよろしくお願いいたします。

    >人類が体験した事のない、世界規模の究極の経済破綻
    実はワイ、本当のことをいうと2023年以後がそうなるのではないか?…と今でも疑念に思っています。少なくとも2200年に人類がガミ公を潰して生き延びた後、どうやって戦後復興しようか?と考えた際にはこの2020年以後の新コロと、そのときに行った金融緩和、そしてその後始末である激烈なインフレの歴史を振り返り「あの時、どうだったっけな?」と参考にしたであろうとは思います。
    んで、今の状況を「ワイの個人メモ」的に書き残すとこんな感じで、なんとなく世界を5つに分けることが出来るかと思われます。

    ・アメリカ…リセッションは回避でき、このままインフレも緩やかに終熄し、結果として労働者の所得が劇的に向上したためにバブルが発生。バラ色天国になる。
    ・日本…自律的な景気回復と世界のインフレに引きずられる形で長期デフレから緩やかに脱却し、経済成長と所得上昇が見込めるようになる
    ・欧州…ドイツはじめ主要国がリセッション。ウクライナ紛争によって最大のエネルギー供給源だったロシアとの関係悪化もあり、景気は悪化。しかしリセッション自体はそれほどひどくはないものの、産業力が低下しているためにダラダラと超低空飛行を続ける
    ・中国…デフレ突入。いよいよ債務破綻(バブル崩壊)→長期デフレになるのでは?
    ・その他…潰滅。破綻する国家も出てくる

    …こんな感じのようです。ただワイの見立てはもっとはるかに悲惨です。まず米国ですが、この楽観的な筋書きにはある程度の裏打ちがあり、米国個人消費が堅調かつ米国個人負債が小さいことが上げられます。また失業率も低いままで、銀行の貸付けに関しても「貸し渋り」のような信用収縮が発生していないことが理由と思われます。実際、この状況でリセッションに突入したことはなく、またつい最近になってようやく逆イールド(長短金利の逆転現象=リセッションの前兆)を脱した事も大きいかと思われます。要するに激しいインフレに耐えたことでスタグフレーションを回避できた…という楽観論です。

    しかしワイ的には、米国企業の負債率は高いこと、なにより商業不動産投資を行っているノンバンクなどがどのくらいの債務を抱え込んでいるのか判らず、多額の債務を抱えているとしたら此処が起点となって大規模な信用収縮=リーマン級の経済恐慌が発生するのではないかと思うのです。また米国が持ちこたえてもヨーロッパで大規模な金融破綻が発生すればそれが米国に波及する恐れがあり、実際、リーマンはそうして発生しました。銀行に関してもインフレのために保有資産の多くを占める米ドルなどの債権の実質的価値が下落してるために「含み損を抱えている」状況には変わらず、その分だけ脆弱であることも事実で、何かのきっかけで(大抵は憶測やウワサ、そしてそれを利用しようとする悪どい投資家による空売りによって)弱小銀行の倒産が相次ぐかも知れません。とはいえアングロサクソン系ではこういう事はよくあることで、巨大銀行の健全さは確かでもあるために一気に一瞬で崩れるということはないかとも思います。しかし潜在的なリスク…ノンバンクと企業の債務次第で、今後、世界が地獄を見る危険性を軽視すべきではないと思っています。

    日本に関してもワイは悲観的で、日銀のインフレ予想が年末には2%を切るという事を言い出していて、ワイもそう思っています。要するにある程度の物価高のせいで生活は苦しく、逆に賃金の伸びはほとんどない…という状況になりかねないということです。他方、世界は激しいインフレで所得が倍以上に増えているので輸入に関しては厳しくなる一方、海外に「買いまける」危険性が出てきました。また割安で人気の「日本」が外国に買われまくる危険性もあります。また世界の激しいインフレによってジリジリと物価も上昇する…という非常に苦しい日々になるかもしれません。なのであまり楽観的に考えることは出来ませんね。
    欧州はリセッションにはならないのかもしれません。ただしインフレと生産力縮小により弱体化するような気がしています。政策金利を上げ続けており、これは一番正しい手法なのですが庶民は絶望的に苦しいでしょうね。この間もフランスで暴動が発生したのですが、その根本には庶民および貧困層の生活苦がありました。そう考えると今後のEUは暴動連発になるかもです。

    興味深いのは中国で、いまデフレです。ここ数ヶ月、ほぼ成長率が0%ほどをウロウロしています。去年の晩秋、庶民の激しい抗議によって突然、ゼロコロナ政策(=清零政策)が無くなり、多数の死者を出しながらも景気回復へと向かったはずですが、なぜかデフレのままです。当初の予想では新コロを忘れ、いままでの鬱憤を晴らすかのような大消費時代になるとさえ言われていたので、これはある意味、驚きです。この理由は今の所、不明です。ごく普通に考えると、これまでの中国経済は「バブル」だったのであり、バブルとは「根拠なき熱狂」と言われている程です。要するに、何の理由も根拠もなく「こうすれば儲かる」という「何か」に惑わされ、この「何か」のために「さしあたり投資しつづけとこう」的な根拠なき熱狂が続いていた…と考えると、新コロによるゼロコロナ政策が二年も続いたために「熱狂が醒めた」ということなのかもしれません。もしそうだとしたら「本当にバブルの終わり」という事です。所詮、経済は人の気持ちで動くものです。よって数式では完全に将来予測することも、過去の事象を説明することも出来ず、それどころか現在進行系の事を言い当てることさえ出来ないほど非合理的なものです。またバブルの理屈は常に同じでも、バブル崩壊の原因は毎回新しいのが普通です。よって将来予測は難しいのですが、根本として「気力が萎えた」だと本当にバブル経済はしぼんでしまいます。日本の場合は信用不安から経済が縮小し、その過程でバブル時の上僖がしぼんでいったのですが、これが中国では二年続いたゼロコロナ政策だったのかもしれません。もしそうだとしたら大変特異な歴史となるでしょうね。しかし本当にこのまま即死でもおかしくないくらいになっています。ワイも数年前、他のコメント欄で「新コロが原因で中国共産党の死は早まる可能性が高い」という事を言い続けていたのですが、まさかここまで急激に追い込まれるとは思っていませんでした…

    よって中国の今後は「不明」です。このまま終わってもおかしくはないし、しかし何事もなくシレッと復活するかもしれません。なにしろ国が債権撒いて公共事業を推進しまくっている「国家経済がバブル」な国ですから、こんな資本主義国家は無かったために将来予測は出来ないということです。ただ債務問題がもはやギリギリのところまで来ているのならば、もう逃げ道はありません。結局の所、国家を滅ぼすのは債務なのですから…

    これからの10年は経済的に興味深いDecadeになるかもしれません。ワイもあと10年くらいは生きて、この結果を見届けたいものです。とはいえここ10年ほどの激烈な温暖化による異常な夏の暑さに耐えられる自信がなく、数年後にワイが熱中症で死んでいたとしても全く不思議ではありません(爆


    もしレスが三ヶ月以上つかなかったら、ワイが死んでしまった…とお考えください(爆死
    多分、突然音信不通になるとしたら、夏から秋にかけてでしょうね(笑