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§4-2-1・もう一つの2200年〜全地球規模全天打撃全面連鎖破綻への道orz(その1)_ヤマトか? 何もかも懐かしいネー(*´・д・)(・д・`*)ネー」への応援コメント

  • 国家間の戦争による債務だってしんどいのに、宇宙戦争による債務ですからねえ。

    想像できないぐらいの債務が、それぞれの国や中央銀行に覆い被さって来ることを考えると、ガミラスに占領されてしまって、奴隷として働かされてしまった方が、債務がチャラになったかもですよね。

    作者からの返信

    ぬまちゃん様(^^)/
    いつもお世話になっております…m(_ _)m

    ワイ、この状況まで行ってしまうとガミ公としても「得るものない」だと思うのです。オリジナルのヤマトでは人類を絶滅させて地球に移住する…という展開で、確かに70年代っぽい設定である程度のリアリティもありました。しかし2199のスタッフの皆さんは「あんなにボコった地球に移住しても意味ない」「木星の浮遊大陸でテラフォーミングしてるのなら、あえて地球を狙う必要はない(他の場所でテラフォして移住したらいい)」の他に「人類を奴隷にして働かせた後絶滅させる」というのが放送コードに引っかかる以上に「現実味が薄い」と判断したからではないでしょうか?

    21世紀になって資本主義・多国籍貿易が進展したグローバル化された世界においてはパヨクやマルクス主義者どもがなんと言おうと「市場が最優先=需要が決める」世界だということを感得していたのだろうと思われるのです。巨大な市場があって始めて「魅力のある国」ということです。これは中華人民共和国に対する我々の知見とほぼ一緒です。なので2199では非常に興味深い言動があり、冥王星基地司令シュルツが「早く降伏して(二級市民でもいいから)帝国の属領になったほうがエエ」とか言い出していて、これがガミラス帝国が中世のゲルマン騎士団のように原住民を皆殺しにして自分たちの土地とする東方植民とは全く違う、19-20世紀まで続いた現代的な植民地主義的国家経営論を持っていたことを強く示唆しています。その意味で2199のガミラス帝国はよりローマ帝国に近く、また英国や日本のような海洋植民地宗主国に似ていると思われます。もともとはドイツ第三帝国のアナロジーだったのでしょうけど、明確に「植民地経営」を目的とし、資源と市場を狙っていたと考えるほうがより自然と思われます。ただしテロン側が物凄く頑張ったために絶滅戦ギリギリまで逝ってしまったということです。

    なので、ここまでテロンをボコスカにやってしまうと後の再建が物凄く大変…ということになります。これはガミラスから見てもそうです。もともと宇宙資源など何処にでも手に入り、太陽系にしかない資源というものは無いと思われるために、ガミラスの地球侵略は「地球人と通商し、銀河系での資本と市場を確保する」というものだったと考えるのが普通です。要するに植民地化し、経済的な市場を狙っていたということです。テロンを起点に銀河系に植民地を広げようとしていたのでしょうか? 後に銀河系にはガミラス人の本家みたいなのがいて、しかもボラー連邦のクソ野郎どもに奴隷扱いされていたというのだったら、ますますテロンの重要性は高まるわけで、そう考えると地球側に「もっと上手くやる外交が必要だった」というべきかもしれません。
    要するに江戸末期の日本のように立ち振る舞えばよかった…ということです。勿論、2200年以後、文明開化したテロン人がガミラスよろしく銀河系の他の途上国を植民地化し、しかも戦争によって敵国を殲滅して賠償金をゲットするというような事もしたでしょう(爆)。物語が全く違ってしまいますが…(^^ゞ

    まあ、ガミラスもここまで殺ってしまうともはやテロン人は皆殺しにして他の星の連中に対する見せしめのようにするつもりだったのかもしれません。ただし史実は逆で、帝国経済力を遥かに超える多方面への侵略戦争のために国力が著しく疲弊し、野蛮人の戦艦一隻…しかし無敵戦艦ヤマトに火だるまにされるという、よくある「バカ帝国」と同じ末路を辿ったということでした。

    戦争長く続けると国力が疲弊し、衰退する…

    これが歴史の真実です。そして多額の債務を抱えて最期は政権、もしくは国家が破滅するというのが人類の歴史の全てです。ガミラスもそうなったということです。プーチンさんは判ってるのでしょうかね…(๑¯ω¯๑)?