編集済
今回も面白かったです。
【敦盛が名乗る世界線】の『平家物語』があったなんて知りませんでした(あと、討たれるとき、敦盛が化粧をしていたというのも発見でした)。
確かに延慶本の方は美談として弱い感じですね。受け取りようによっては「僕のパパは凄いんだぞ!」と父と伯父の威を借りる狐のようにも見えてしまうし。そこを平師盛の逸話と合わせて簡潔な美談にした琵琶法師は流石!
そして熊谷直実。「現代感覚から言うと、もう優しい通り越してサイコパスなんじゃないかなって」←声出して笑いました。私もそう思います…笑
作者からの返信
純太さま
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、虎の威を借る狐のようにも見えますね。
直実が助けたかったけれど、助けられなかった無念さは、敦盛が立派な武士であればあるほど際立つ感じがしますよね。
琵琶法師の伝えた『平家』は、他の場面もうまく編集してあって、物語としての完成度はこちらの方が高いと思いますね。
サイコパス同意いただけて嬉しいです(笑)
そこ美談ぽくするんだ!?みたいな感じでした(笑)
ものすごく勉強になります!
「平家物語」にもいろいろあるなんて、初めて知りました。
読んでみなくては(笑)
首を取る。その間に交わされる言葉のやり取り。
そして首を晒す、ではなくお返しする優しさ(確かにサイコパス!)
当時の価値観を感じます。
作者からの返信
滝野れおさま
コメントありがとうございます!
そうなんですよ〜。もし登場人物に推しが出来たら、推しに関わる部分だけ比較しても楽しいと思います!笑
こっちの本に初耳の逸話が載ってる〜みたいなこともたまにあります。
当時としては晒されちゃうほうがきちんと弔うのも大変だし、返してもらったほうが、まだマシ……なんでしょうね……
現代と全然違う価値観や文化に触れられるのも、古典の面白いところだと思います!