次は、何をしようかな?

作者 八住 とき

12

4人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

初めての小説コンテストを終えての実感と、次回作に向けての抱負から漕ぎ出した小舟……もとい、エッセイは、緩やかなエピソードの流れに乗って、やがて「どう生きるか?」という人生論へと辿り着きます。

その流れは決して突飛なものではなく、なぜなら、何かを終えるということは、何かの始まりでもあり、それを日々繰り返していくことそこそ、生きるということに他ならないからです。

つまり、『次は、何をしようかな?』……その問いかけは、『明日は、どう生きようかな?』であり、ただ、そのためには次よりも、明日よりも、まずは今、この瞬間を生きることが大切であると教えてくれる……そんなエッセイだったのではないかと思います!

全編に渡って筆者の気遣いが感じられ、ネットの世界では当たり前になってしまった誹謗・中傷といった痛々しい言葉は一切なく、柔らかい言葉のみで綴られておりますので、ネットで傷ついたことがある方、今まさに傷つけられている方は、ぜひ優しく包まれてみてはいかがでしょうか?

きっと、悪いのはネットではなく、また、ネットや現実といった区別に意味は無く、そこにいるのは……言葉を綴っているのは、血の通った同じ人間であるということを、改めて認識すると共に、自分が傷ついてしまうような場所からはさっさと退散し、居心地の良い場所に行けばいいという事実に、ふと気付く瞬間が訪れるのではないかと思います!

★★★ Excellent!!!

このエッセイを読んで感じるのはその必要性。
作者様はまさに今一度立ち止まり、モヤモヤとした感情を言葉にして整理しようとしている、そんな感じを受けました。
同時にいずれ自分もそうする必要があるのかな、そんなことを考えました。
そこでタイトルに戻ります。
『次は、何をしようかな?』
書き手の皆さんならこう置き換えるのではないでしょうか?
『次は、何を書こうかな?』
物語を書くための何よりの原動力。自分の書きたいテーマ、書き残したい想い、そんなものを改めて考えるきっかけになる、そんなエッセイでした。