戦争。
N氏/サイバーセキュリティ技術者・上級分析官
戦争は悲惨です。
歴史に刻まれる通りです。
特に、
数に頼った白兵戦闘の現場は、公衆衛生・精神衛生上、人が味わってはならない現実が、常識となる世界です。
今も、世界には、現実として存続している地域が確実にあり、全くなくなった訳ではありません。
ここ日本も、かつてはそんな時代がありました。
戦争体験者は減り、凄惨な世界を知らない世代が増え続け、心無い言動を取る人も、少なくありません。
私が育った地域・教育機関は、まだ戦前・戦中の教育が熱心だったので、情報だとしても、そこそこの知識を得る機会はありました。
なので、戦争の話しは、個人的に非常に辛いです。
平和な日本。
今となっては、体験談、情報、資料、お芝居等々でしか知る事はできません。
しかし、戦争は形式を変え、国や人の枠組みを越え、続いています。
日本は、平和ではありません。
今も、静かに攻め込まれています。
そんな我々を守って下さるのは、
現代社会の守護神。サイバーセキュリティ技術者の方々です。
大国の戦略システムの平和利用とも言える、インターネット。
定額接続が可能になり、その便利さは飛躍的に、急速に発展し、使う側の人間を二分化しました。
ウイルスと言う名の敵から、
守る側と、守られる側です。
しかも、守られる側の安直な危機管理と知識のなさが、守る側を追い込んでいる側面があります。
便利で画期的なシステムの裏に潜む、恐ろしい危機に警鐘を鳴らすのがN氏です。
危険を承知でメディアに出演されたのは、守られる側にもウイルスを始めとする脅威を。
守る側としての技術・矜持を、一人でも多く伝えるためです。
日本人が持つ甘い認識を改め、今こそ、便利さの裏にある危機を教育機関が率先して浸透させ、正さなければ、
ネットワークから崩壊しかねない現実が、目の前に迫っているのです。
危機感を煽ってはいけませんが、持つべき良識は必要です。
昔では考えられない犯罪も、ネットワークを介して増え続けているのが、何よりの証明ではないでしょうか。
N氏の活動に、心からの敬意を。
サイバーセキュリティ技術者の方々に、惜しみない感謝を捧げ続けます。
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