永遠のマドンナ。
黒柳徹子氏/タレント
日本初のテレビ女優さんです。
ギネスブックにも載る、長寿番組の司会者として、ユニセフ親善大使、平和活動家、多方面でご活躍される有名な方。
海外の言葉に明るく、博愛で、品があり、とてもチャーミングで、素敵な方々に囲まれる方です。
大好きな方のお一人でもあり、恩人の、お一人でもあります。
私は、テレビが好きで、テレビに育てられたと言っても、過言ではありません。
その私も、仕事を始めてしまうと、大好きな番組を見る機会が減りました。
そんな、ある日の事です。
氏が出演される番組を拝見していた私は、目からウロコ状態になりました。
「今のアニメとか、漫画? 面白いのもあるでしょうけれど。
だって、血とか出るんでしょ? 子供達に見せたくないわ」
当時は、漠然ながら漫画家を目指しておりました。
内容も、死が転がり、死を通して生きる力強さをテーマにしていた物が多く、
リアリティを求め、表現も過激でした。
しかし、
氏のコメントは、私の創作に対する姿勢に刺さり、考え方が変化しました。
次の親になる子供達に、夢を希望を与える現実だとして、伝え方に問題があれば、読んでもらえないばかりか、どんな影響があるのか予測できません。
例え、子供達が対象ではないとしても、
現実だけが、残酷な表現だけが全ての手段ではないと、
氏は、気付きを与えて下さったのです。
多角的に、客観的に作った物を見る大切さを教えて下さいました。
世代的、活動家の観点からも、凄惨な現実をご覧だったと推察致します。
だからこその「見せたくないわ」の一言だったのだと思う次第です。
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