降りて来る。






少しだけ、物書きのような事を語らせて下さい。


「(創作に関わるネタが)降りて来る」


どう思われます?


よく使われますが、童謡の『まちぼうけ』を思い出してしまいます。


明言します。

私は、好きではありません。


奇遇な事に、好きなアーティストさんも、それに対し否定的な発言をしていらっしゃいました。

仮に、今はY氏としましょう。


「探すんだよ。泥臭く探すもんだよ」


……と。

私も、物凄く深く頷いたものです。

好きな人。憧れの人。尊敬する人と同じ考えだと知った時、非常に、嬉しい気持ちになりませんか。


私は単純なので、テンションは有頂天になります。


勘違いだとしても、ポジティブな方向で胸の内に秘めておく、私の気持ち悪い趣味の一つです。


話しを戻しましょう。


降りて来る=ひらめき。

近くて遠く寄せると、それだと思うのです。

引き出しの中にあるネタではないのですか?

私は正直、考える訳です。


外部からの刺激や、化学反応によって導き出されるのではないでしょうか。


覚醒する薬があります。

(本当は眠れなくなる薬ですが、覚醒と言う部分だけつり上げます)

人間として、手を出してはいけない物ですが、

覚醒する言う事は、素地があるのです。


経験によって得た情報。それが脳の引き出しに、ほぼ全て収められているのです。

……多分。


夢によって、取捨選択が行われているのです。

……多分。


人それぞれ、脳を使うサイクル、癖、時間帯、頻度。

等々、それはそれは千差万別でしょう。


そこで、話しを創作に関する事に繋げてみましょう。


不思議なもので、スイッチは作れます。

時間帯。特定の行動。作業。条件。

等々、

考える癖を作るのです。


ここで注意して下さい。

集中するあまり、寝食を忘れたり、

ふさわしくない状況でのスイッチ作りは避けて下さい。


例えば、

切り替えが困難な場面。危険な場面。迷惑をかける行為・状況。


就学中、仕事中、運転中、長期間滞在すると危険な場所。


どうぞ、

安全な場所と時間を確立し、戻れる環境作りを備えて下さい。


脳は、囁くのです。


……ご安心下さい。私は正常です。


脳が囁く。

かなりザックリとした表現ですが、

脳は、怖ろしい器官です。


少し、満たされる。


脳は、更に囁くのです。


まだ、足りない。


自らの手で、

引っ掻き傷だらけにした脳は、味をしめると叫びに変えて来ます。


こんなモノでは満足出来ない。

もっと、もっと。

強い刺激が欲しい!


そんな時こそ、

『次は、何をしようかな?』

揺るぎない信念で、現実に戻って下さい。


周囲の方々が、心配される事もあるでしょう。

その時は、

迷わず、疑わず、気遣いを向けて下さった方々の思いに縋って下さい。


何よりも、大切な支柱を立てていらっしゃるのなら、

その時の囁きに、


悪意があるのか。


本気で心配される思いがあるのか。


判断できるはずです。


選ぶモノを、手を取る相手を、決して間違えないで下さい。

お願い致します。





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