汚い言葉。






「汚い言葉を使うな」


そう、言ってくれる知り合いがいます。

大変ありがたい存在です。


いい年を重ね、

大人になった今でも、遠慮せず苦言を呈してくれる相手がいるのは、恵まれていると思う次第です。


社会に出て、人付き合いが広り、

リスクも多い中、わざわざ忠告を出してくれる人は少ないです。

大抵、優しく見守り、黙って去って行くものです。


汚い言葉と言えば、コレもあります。


愚痴。妬み。根拠のない噂話。

美しくない言葉。


気を付けて下さい。


本当に、気を付けて下さい。


愚痴等々を言わないようにする。

これ、案外簡単に出来るのです。


言う相手と、場所を選ぶ。

不満を無機物にぶつける。


残念。

違うのですコレが。


暇な時間を無くすと、愚痴は自然に消えます。

暇なので、

解決できない事を、同じ場所で巡り、

答えのない事に、固着してしまうのです。


今しかない貴重な時間が、もったいない事この上ありません。


しかも、

類は友を呼び、大変残念な集団が出来上がってしまいます。


例えば。

愚痴等々を言っている相手の表情。声のトーンを思い浮かべて下さい。

美男も美女も。老いも若きも、台無しではありませんか?


笑っている方が、

頑張っている姿の方が、美しいと思いませんか?


更に申し上げるのなら、


『次は、何をしようかな?』


と、切り替えてしまいましょう。

きっと、楽しい事が待っています。


おや。

そんな事は、

急に出来ない、変われないと、

こっそりならば、不平不満や愚痴を言っても大丈夫と、

チラリとでも思われましたか?


誰かが見ています。聞いています。

太陽が月が。

月のない夜は、暗闇から。


何よりも、ご自身がご存知のはずですよね。





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