第2話中学生期

#1中学生活、部活は?(一年生編)

 中学入学、制服ごわごわえりが首に当たって痛い、それが私の思いだった。ワイシャツに濃紺《のうこんの制服暑いしめんどくさいし、(´д`|||)

 勉強?わからんわからん、何しろいじめでほとんど勉強に力入らなかった。 ついていけない!😆もう4月で勉強はほうきした。しかし、担任が諦めなかった。24才独身、女、帰国子女!(バイリンガル)

 身長145cm久保響子くぼきょうこ先生、新任教師であった。

 入学時、僕の身長は160cmだった。

 皆で付たあだ名は(ちびっこギャング)男子が放課にふざけている、といつの間にか背後に居て丸めた新聞で剣道よろしく面を決めて逃げて行くのだ!「子供だ!やってることが先生とは思えない!」と云うことでついたあだ名である。

 僕は毎日この先生に居残りさせられて遅れている勉強をさせられる事になった。そのほかにも数人の居残りは居た。それでも僕の勉強はなかなか進まなかった。

 時々授業中に僕がわからなくて困っていると後ろから抱きついてきて、昨日やったところでしょ、などど、ささやいてくる困った先生だった。


 4月末、部活を決めてなかった僕に直が「浩、部活決めた?」と聞いてきた。僕は「いやまだ」と返事をすると、「まだ!何やってんの!もう期間無いんだよ!」としかられた。僕もついカッとなり「お前に関係ないだろ!」と言ってしまった。

 すると直美は淋しげに「そうだけどさぁ~」と言うので、「俺に陸上部に入れってか!嫌だよアイツがいるからな、」(僕をいじめていた奴です。)

「そうだよねぇ~本当はね私も出してないんだ入部届け」

 僕「なんだよ直お前も人の事言えないだろが!」

 直「アハハハハf(^_^)」

 僕「なんだよお前は」

 実は直美と陸上部に届けを出そうとして行ったが、奴が届けを出すのを見て、止めにしたことをお互いにわかっていた。

 直美はB組僕はA組クラスも違うので大放課ぐらいしかマトモに話せる時間は無かった。直美は分校から来た女子とも仲よくなっていて、小学校の時の六人はバラバラになっていた。

 ある日の大放課に部活の決まっていない人を勧誘に各部活が廻る日があった。

 そのなかに飛んでもない美人がいると言う噂があった。

 運動部全部断った。あとは文化部、美術部ダメ、軽音部ダメ、残るはブラスバンド、(本当にいるのか?俺は噂にだまされたのかもしれない)などと思い水泳部にしようかと考えていたら、そこに2年の女子が一人バタバタと入ってきた。「長田君と伊南さんいる?」と声をかけられて、二人で立ち上がった。直美が「はい、私たちです。」と返事をした。2年の女子の姿はぽっちゃりニキビ顔、(やっぱり噂は噂か)と思っているところへ、「薫、まってぇ~」と綺麗なアルトボイス、「早くして優子!」と入ってきたのはサラサラのロングヘアーわ7:3に分けている四条優子、その姿を見たとき(入部決定!)と心の中でガッツポーズ、

 入部勧誘の放課も終わり、授業も4限が終わり、昼食、昼休み、直が訪ねてきて。「浩、決めたでしょ?入部先」

 僕「決めたよ🎵😊水泳部!」

 直「え~っ!」と言って入部届けを出して書き直しはじめようとする。僕「何してるの直」

 直「あ~水泳部って変えるの」

 僕「なんでだよ、」

 直「だってぇ浩きっとブラスバンドだって思ったから」

(こいつにはなんでもわかっちまうのかなぁ~)

 僕「ウソだよ🎵」

 直「へっ!?」

 僕「ブラスバンドでいいよ」

 直「だって今水泳部って言ったじゃん!」

 僕「お前の考えで当りだってブラスバンドでいいよ」

 直「なに?ウソついたの?ひっどぉ~い」背中を叩かれる!😆

 僕「イッテェ~悪かったって許して!直様~」😆そして、二人でブラスバンドの顧問の先生に入部届けを出す約束をして、クラスに戻って行った。

下校時刻になり職員室にブラスバンドの顧問の先生へ入部届けを出しに行った。とそこには、直だけでなく他に8人の女子が居た。分校の女子が5人とかつての取巻き女子3人

僕「直どうなってるの?」

直「私もなんだか?」

クラスはバラバラ、二人で顔を見合わせた。

顧問の先生が来た。「入部希望の10人ですね。お~男子が一人入ってくれるんだ、ありがとう。君たちは知らないと思うけど、部活は5人いないと、廃部なるんだ、今年は三年生が三人、二年生が二人でギリギリでね、誰も入らなかったら、廃部になるところだったから良かった良かった。」と言うわけで、ブラスバンドは夏に三年生が抜けても12人となり部活の存続が決まった時でもあった。

そして僕も直も中学の3年間を部活に一生懸命打ち込む事になった。


#2淋しい心、悲しい現実

5月部活に入って毎日が充実、しかし勉強はドン底、一年生始めてのテスト結果は最悪最低、サブマリン❗

そして、担任のちびっこギャングはますます補習授業に燃えて居残りに力が入る!

部活の時間は半分しか出られない!

(四条先輩!(´д`|||))

そんな姿を見て先生は、、、。「あなたは部活は一生懸命だし音楽の先生からのうけもいいし、教室での態度も悪くないのに何でこんなに勉強出来ないの?何かあったの?教えてもらえないかなぁ~」

そこで僕は小1から、小6までのことを全部話してみた。何かすっきりした気分だった。

先生は下を向いて泣いている様子だった。「先生早く補習やろう」

「長田君、今日はもう部活に行っていいよ」

僕「えっ!?いいの?それじゃさよなら」

僕は後半の部活に出て家に帰った。

次の日、イミフな英語の授業で先生にしかられてションボリ(T.T)

毎度の放課後補習授業、補習教室へ移動、そして教室に入った「お願いしまーす。」(棒)

今日は僕ひとりか、といきなりちびっこギャングが正面からハグしてきた。僕は固まってしまった。そして、僕から、離れると先生は言った。

「ようこそ私の教室へ、私はあなたの味方よ絶対見捨てたりしない!だから、私を信じて!」僕は心から先生を信用したことを無かった。どうせ都合が悪くなれば、ほったらかしになる。そう思っていたから、補習にもそれほど真剣になって取り組んでいなかった。先生は続けて言った。「ごめんね昨日あれから小学校に確認しに行ったの、あなたの言った通りだった、、、。苦しかったよね、辛かったよね。ごめんねわかってあげられてなくて」その言葉を聞いたとき、僕は涙をぽろぽろ流して泣いていた。立って居られなくて膝をついて、先生は優しく抱きしめて頭を撫でてくれた。

そして、補習も終わり部活に。部室で支度をして皆の所に、直と目があった。基礎練習の手を止めて僕の所に来る。

直「今日は遅かったね。」

僕「え~ちょっとね。」そして、僕の顔を覗き込む、

直「どうしたの?目が赤いけど、」

僕「そうか?なんともないよ大丈夫だろ」

直「ならいいけど」と練習に戻って行く、

僕(けっこうないたからなぁ~)直に見つめられてちょっとはずかしかった。

補習が一人の時が何回かあった。その時はハグに始り、終わったらハイタッチで部活に行く事があった。

ある日の補習の日に先生が自身の事を語ってくれた。自身も12歳で米国からの帰国して中学で馴染めなくて苦労したこと、米国では、ハグして挨拶は当たり前だったのでそれを日本でもやったら、男子には勘違いされて先生には注意された事など4才で米国にいったので日本語が上手く話せず馬鹿にされた事などけっこういじめに合っていていたのだと知った。僕もやる気スイッチが入った様に勉強が出来る様になってきた。

先生のおかげで7月頃にはやや遅れでは、あったが勉強も次第に追い付いてきて補習授業者も僕一人に、先生とマンツーマンになっていた。

日課の様に教室に入ってハグをして授業そして笑顔でハイタッチをして部活へ、僕はこんな日がずっと続いてほしいと願っていた。

そして、夏休み部活だけの登校になり朝から夕方まで、

ちびっこギャングは陸上部の顧問の一人なので運が良ければ出会ってハイタッチがしてもらえる。


ある日、険しい顔つきでこちらを見る教頭先生に会った。僕は「おはようございます。」確かに聞こえる声で挨拶はしたのだが返事もなくすれ違って行った。(何かダメだったのかな?)僕にはわからなかった?

長い夏休みも終わり近くになった頃、僕は直から呼び出された。そういえば部活の女子連中の態度がなんか変だった。避けているようだった。「何だろ?」

僕は直の家を知らない、いつも決まった所で待ち合わせをしている。いつもの所に行くと数人の女子がいる。

元取巻き女子と直だった。

僕「お前ら暇だなあ~後3日で夏休み終わりだぞ」と言って寄っていくと直が、

直「ちょっと話があるんだけど」と言って別の場所に移動した。(なんだよ直、目が怖いんだけど)

直「浩、もう夏休みよ宿題終わった。?」

僕「まあ、一応ねなに、心配してくれたの?大丈夫、やれてるから、」

直「ちびっこギャングのおかげ?」

僕「そういやそうかな?楽しい先生だしね。」直は僕を見つめて、

直「それだけ?」と聞くので、僕は何でそんなことを聞かれるのかわからずムッとして、

僕「いや何そのそれだけってのは?」聞き返す。直は更に問いかける。

直「あんた、先生と変なことになってない?」僕は質問の意味がわからないので少し口調が荒くなる。

僕「はあ💢何だよそれ誰か何か言ったのかよ!」

直「だって」、僕は更に畳み掛ける様に言葉を直にぶつける。

僕「だって?何だよ俺は先生と勉強してただけだぞ!他になにがあるんだよ!変な事って、なんなんだよ!」

すると直は確かめる様に問いかける。

直「本当に?本当なのね?」なんか明るいその口調に戸惑いながら

僕「ほんとだよ❗」その答えを聞いて直が後ろの女子連中に振り向いて伝える「だってさ🎵皆」(みんな?)

僕「え~っお前ら全員で俺の事疑ってたの!?」

章子「本当はね。職員室前で、たまたま話が聞こえたから、聞いたの、それでね確認したかったの浩に直接聞こう

って直に伝えて皆できたのごめん」

(それでこれかよ)直が続ける。

直「ゴメン浩、私は嫌だったのでもね目撃者もいるって話しらしくて、、、」

僕も少し心を落ち着かせて、

僕「そう、、、で僕は何してる事にされてるのかな?」直は口ごもる。

僕「なんだよハッキリしないなぁ~」

章「エッチな事よ、」

僕「え~っ❗僕がちびっこギャングとエッチな事❗イヤイヤあり得ないって、ないよそれ無理だろ12才も上なんだよちょっとねぇ~、考えられないって、❗」

章「浩❗あんた直に誓って言える❗」

僕「えっ!何で直に誓ってなの?」

章子声を荒くして、

章「直と、、、親友だからでしょ❗」

直が割り込む、「あっこ❗もういいって❗」

章「よくない❗ハッキリしとかないと❗」ただならぬ二人の様子に、

僕「なんか良くわからんけど親友に誓ってありません❗❗でわかってもらえるかな?」直が困惑しながら、

直「浩ごめんね、わかったから、あっこ、と喧嘩しないで、」

僕「別に喧嘩なんてしてないさ、なっ❗」

章「まあ、直が言うからね。」とあっこ、も引き下がる。


章子は物事がハッキリしとかないといやがる女の子なので、部の中でも結構気をつけているなので僕は彼女と揉めたいとは考えていない。

とにかく僕の身の潔白は証明?されて後の二人を含めた。四人の女子にアイスをおごって、その場は収まった。って僕は損する人得する人?(´・ω・`)?


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7年、純恋期 コウ(浩) @tkkt-3801

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