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2019年2月21日 00:32
ヴィールヒを王と、ニコがそう感じてしまった瞬間に勝敗は決していたのではないかと思います。たとえその後に彼もただの人間だと知り、彼の言う歌が聴こえたのだとしても。グロムの雷が墜とした星の音、この先ずっと忘れられそうにありません。
作者からの返信
トキさん今この場において彼らはぶつかり合い、そして一人は散った。どちらも正しく、どちらも人。しかし、ニコには、ヴィールヒの見えぬものが見えた。彼は、それを見、求めてきた。ヴィールヒとは、そのようなあらゆる人のことを、眼を細めてしか見ることの出来ぬ者。二人の違いとは、そういうところなのかもしれません。ヴィールヒは、他者を見ることを眩しいと感じていたのかもしれません。だからこそ、この瞬間、彼もまた光を放った。
ヴィールヒを王と、ニコがそう感じてしまった瞬間に勝敗は決していたのではないかと思います。
たとえその後に彼もただの人間だと知り、彼の言う歌が聴こえたのだとしても。
グロムの雷が墜とした星の音、この先ずっと忘れられそうにありません。
作者からの返信
トキさん
今この場において彼らはぶつかり合い、そして一人は散った。
どちらも正しく、どちらも人。
しかし、ニコには、ヴィールヒの見えぬものが見えた。彼は、それを見、求めてきた。
ヴィールヒとは、そのようなあらゆる人のことを、眼を細めてしか見ることの出来ぬ者。
二人の違いとは、そういうところなのかもしれません。
ヴィールヒは、他者を見ることを眩しいと感じていたのかもしれません。
だからこそ、この瞬間、彼もまた光を放った。