歌が、聞こえる……。
私の耳にも聴こえたこれは、ヴィールヒが言っていたものなのか、それとも誰とも違うものなのか、はたまた内で鳴り響く心臓の音を聞き違えた幻聴なのか。
そしてついに、この時がやってきましたね……!!
作者からの返信
トキさん
ずっと、ひとつのものを、数え続けています。眼の前を通り過ぎる瞬間を。
それは、彼の中では、積み上がらない。
そういう歌であるのかもしれません。
そして、それは、彼の世界の中でのこと。
もしかすると、彼以外の人間にとっては、次へと続く鼓動であり、降り続く雨であるのかもしれません。
ただ、彼の中でのそれは、連続しない。
それが、彼が彼たる所以なのでしょう。
同じものを、きっと、彼以外の人間も、そして私達も、聴いています。
それをどのように捉えるか。
そんなところでしょう。
編集済
わわわ、ニコ!!!どうなっちゃうの!!!
先を見通す目を持つサヴェフ。ニコでも、誘われてしまうなんて、恐ろしい。
落とし穴の場面で、誤字発見です!大佐!
ルスラン殿が、生きちゃってます!
「何と――」
ルスランも、驚嘆の声を上げている。
読み間違いだったら、すみません!
作者からの返信
紅蛇さん
失礼、ザンチノさんでした!直しました、ご指摘ありがとうございます!