応援コメント

流れる星、苛立つ男」への応援コメント

  • ここにまた、一つの墜星。

    軌跡も見えぬほど暗黒の星、けれどその中には確かに彼だけの熱く冷たい核があったことを、私は知っています。

    苛立てど星には届かない。
    何故なら我々が観測する頃には、とっくに墜ちているのですから。

    作者からの返信

    トキさん

    彼もまた名を変え、姿を変え、ニコのもとで新たな生を生き、求め、示そうとしたのです。
    彼が最も欲しかったものは、もう彼の手の届かぬところに行ってしまった。

    ただ、イリヤとルゥジョーは、ぶつかり合いました。
    ただ、イリヤは生き、ルゥジョーは死にました。
    彼らとは、ただそれだけの存在であったとも言えます。

    彼らの星としての輝きを知る者は、あまりにも少ない。


    絶望の中に姿を消したイリヤですが、再び史記に戻ってきます。
    どのような形でまた現れるのか、お楽しみに。