ロゴーンで創作活動を振り返ってみます。


 どうも。ストレス☆毛根撃滅丸です。このペンネームもう打ち過ぎて、予測変換で一番上に出てくるまでの親しみを出して来ました。


 文体診断ロゴーンってサイトを、最近知ったんですよ。ざっくり言いますと、入力した文章を解析して、文体の特徴を教えてくれるっていう。「あとこの作者さんにおめえの文章似てるわ」って、三人ぐらい挙げて教えてくれて、軽い評価も添えてくれる。面白そうだなと、早速やってみました。使った文章は『鬼討おにうち』です。文章評価って項目があったので、それをここに丸写ししてみますね。通知表みたいに各項目が、アルファベットで評価されているようです。



 文章評価


 文章の読みやすさ A とても読みやすい

 文章の硬さ E 文章が硬い

 文章の表現力 A とても表現力豊か

 文章の個性 A とても個性的



 喜びで椅子から飛び上がって天井突き破って、大気圏突破するかと思いました。


 ほぼオールA!? まあカラオケの採点みたいに優しい基準でやられてるだろうとは分かってるけれどウッソォマジでウホホホホホ(※ガラクタゴリラ糖を摂取した事によると見られるゴリラ化)!


 あと、誰に近いかという一致指数も書いてみます。


 1位 小林多喜二 (79.4)

 2位 松たか子 (78.6)

 3位 中島敦 (76.5)


 全然似てないぜベスト3も出してくれるんですけれど、知らない名前の人ばっかりだったのでここではいいです。あー……。一番似てないって言われたのは(41)で、岡倉天心でしたね。お茶についての本を沢山出してるって印象です。日本の文化についてとか。


 それで何が気になったって、E判定食らった文章の硬さですね。志望校に行けないわ。まあ前から、自覚してはいたんですよ。年齢とか性別の割に、書く文章硬いよなって。多分、この日記をやらずに小説だけ公開していたら、大抵の人に作者は男性かなって思われても、多分おかしくないだろうと。やってても女性!? って言われたぐらいですし。まああれは、虫捕り好きで活発な性格と、腹を下したとか下品な事書いてるからだと思うんですけどね。肌がガサガサとか。ゴリラのモノマネなんかしてないで、ケアします。

 まあだからって女性らしい文章書きたいわって気持ちは、別に無いんですけどね。なよなよした文章が苦手で、そういう印象を与える文は、なるべく書かないようにしてまして。三点リーダー(「……」←これです。)をよく使う文章って感傷的と言うか女性的に見えるので、私はいいかなと。あとあんまりこれを多用された文章を読んでると、眠くなってしまって。推敲は出来ないわ、何かなよっとしてて気になるわ。まあ好みですから、何がいいとか駄目の話じゃないんですけどね。

 とまあ、女子度を狙って下げている部分もあるのですがこの文章の硬さとは、普段読んでる本の影響だなと。

 女性作家で読むのはかのイヤミスの女王、湊かなえさんぐらいで、殆ど男性作家です。性別を明かしていない作家さんもいるんですけどね。読んでるタイトルの作家名、並べてみます?


 江戸川乱歩

 夢野久作

 湊かなえ

 夏目漱石

 芥川龍之介 

 太宰治

 伊藤計劃

 山田悠介

 奈須きのこ

 夢枕獏

 西尾維新

 誉田哲也

 坂岡真

 綿矢りさ

 恩田陸

 じん(自然の敵P)

 沢木耕太郎

 さだまさし

 有川浩

 近藤史恵

 佐藤友哉

 米澤穂信

 道尾秀介

 スティーヴン・ロイド・ジョーンズ


 ――っとまあ結構長くなってしまいましたが! 今回は取り敢えずこのぐらいで。

 頭辺りに挙げた、江戸川乱歩、夢野久作、湊かなえのお三方の作品を主に読んでおり、書くに当たって影響を受けているのは江戸川乱歩の『江戸川乱歩傑作選』と、夢野久作の『ドグラ・マグラ』っすね。はい。どっちもお子様にはお勧め出来ない、不気味で仕方無い怪奇小説。『江戸川乱歩傑作選』は短編集ですから、ミステリーも入ってはいるのですが……。私にとって江戸川乱歩とは、ミステリー作家では無く、怪奇小説家って印象です。昔お母様に、そんな気持ち悪いの読むんじゃありませんって言われました。漫画ばっかり読むなって言うから本読んだのに。

 超有名作家だろうがこういうの読んどきゃ大人はいいと思うんだろハァン!? 我慢して何にも面白くなかった『吾輩は猫である』読破してやっただろうが畜生め! なんと意識高い女子中学生であった事か! とか、思い出したりしますけれど、私は好きです。江戸川乱歩。まあ確かにヤバいんですけどね。『人間椅子』とか、『芋虫』とか。『人間椅子』を読んだ日から暫くは、怖くてソファーに座れなくなりました。

 夢野久作の『ドグラ・マグラ』は、登場人物のびっくりするぐらいの長台詞が連発するんですけれど、あの書き方は明らかに影響受けてるなと思います。ロゴーンで遊んでみて、書くものとは読んだものの影響を受けるのだなと、改めて思いました。

 文章が硬いなら今後は、キャッチーな登場人物や、設定を考えてみますかね。取り敢えず主人公の事は何でも是としてくれる、美少女アホヒロインとか。ほらあの、ラノベによくい


 冗談です。


 好きなように書いた時が、やっぱり一番面白いです。書いてる方も、読んでる方も。



 では今回のお勧めは、茶蕎麦さんの、『口が裂けてもいえないこと』。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884834281


 完結済みの十話構成、総文字数は67,735文字の、ホラー小説です。


 タグはこんな感じ。


 怪談 現代 口裂け女 赤マント 花子さん 第4回角川文庫キャラクター小説大賞 複数主人公 メリーバッドエンド


 セルフレイティング

 残酷描写有り 暴力描写有り


 不気味な夏の夜に迷い込んだ少年と、彼と出会う異形の話って感じでしょうか。タグ通り主人公が複数いまして、作中何度も視点が切り替わるのが特徴です。是非!



 それでこれは、自分の『鬼討』  

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884394457


 作中の長台詞は明らかに『ドグラ・マグラ』、36章辺りの描写にも、怪奇小説の影響を感じる部分があると思います。『溶け出す憎悪』の中盤以降や、『焔ノ穂先』の冒頭とか。


 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



 では今回は、この辺で。

 


 

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